ICorDebugCode インターフェイス

更新 : 2010 年 9 月

Microsoft Intermediate Language (MSIL) コードまたはネイティブ コードのセグメントを表します。

メソッド

メソッド

説明

ICorDebugCode::CreateBreakpoint メソッド

指定したオフセット位置にブレークポイントを作成します。

ICorDebugCode::GetAddress メソッド

この ICorDebugCode が表すコード セグメントの RVA (Relative Virtual Address) を取得します。

ICorDebugCode::GetCode メソッド

指定した関数のすべてのコードを取得し、逆アセンブリ用に書式設定します。 このメソッドの使用は推奨されていません。代わりに、ICorDebugCode2::GetCodeChunks を使用してください。

ICorDebugCode::GetEnCRemapSequencePoints メソッド

実装されていません。

ICorDebugCode::GetFunction メソッド

この ICorDebugCode に関連付けられた ICorDebugFunction を取得します。

ICorDebugCode::GetILToNativeMapping メソッド

MSIL のオフセットからネイティブのオフセットへの割り当てを表す COR_DEBUG_IL_TO_NATIVE_MAP インスタンスの配列を取得します。

ICorDebugCode::GetSize メソッド

この ICorDebugCode で表されるバイナリ コードのサイズ (バイト単位) を取得します。

ICorDebugCode::GetVersionNumber メソッド

この ICorDebugCode が表すコードのバージョンを識別する、1 から始まる数字を取得します。

ICorDebugCode::IsIL メソッド

この ICorDebugCode が MSIL でコンパイルされているかどうかを示す値を取得します。

解説

ICorDebugCode は、MSIL またはネイティブ コードを表すことができます。 MSIL コードを表す ICorDebugFunction オブジェクトは、0 個または 1 個の関連付けられた ICorDebugCode オブジェクトを持つことができます。 ネイティブ コードを表す ICorDebugFunction オブジェクトは、任意の数の関連付けられた ICorDebugCode オブジェクトを持つことができます。

メモメモ

このインターフェイスは、コンピューター間またはプロセス間でのリモート呼び出しをサポートしていません。

要件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebugCode2 インターフェイス

その他の技術情報

デバッグのインターフェイス

履歴の変更

日付

履歴

理由

2010 年 9 月

ICorDebugCode と ICorDebugFunction の関係を明確にしました。

コンテンツ バグ修正