ICorDebugValue インターフェイス

デバッグ中のプロセス内の値を表します。 この値は、読み取る値の場合もあれば、書き込む値の場合もあります。

メソッド

メソッド

説明

ICorDebugValue::CreateBreakpoint メソッド

このメソッドは現在実装されていません。

ICorDebugValue::GetAddress メソッド

デバッグ中のプロセス内での、この ICorDebugValue オブジェクトのアドレスを取得します。

ICorDebugValue::GetSize メソッド

この ICorDebugValue オブジェクトのサイズ (バイト単位) を取得します。

ICorDebugValue::GetType メソッド

この ICorDebugValue オブジェクトのプリミティブ型を取得します。

解説

通常は、値オブジェクトが返されるときにその所有権が渡されます。 オブジェクトの処理が終了したときは、受け取り側でそのオブジェクトから参照を削除する必要があります。

値を取得した場所によっては、プロセスを再開した後に有効な値が残らないことがあります。 このため、通常、他の ICorDebugController::Continue メソッドを呼び出したときはその値を保持しないでください。

メモメモ

このインターフェイスは、コンピューター間またはプロセス間でのリモート呼び出しをサポートしていません。

要件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0、1.1、1.0

参照

参照

ICorDebugGenericValue インターフェイス

ICorDebugHeapValue インターフェイス

ICorDebugHeapValue2 インターフェイス

ICorDebugValue2 インターフェイス

その他の技術情報

デバッグのインターフェイス