ICorDebugProcess::WriteMemory メソッド

このプロセス内のメモリ領域にデータを書き込みます。

HRESULT WriteMemory(
    [in]  CORDB_ADDRESS address,
    [in]  DWORD size,
    [in, size_is(size)] BYTE buffer[],
    [out] SIZE_T *written);

パラメーター

  • address
    [入力] データを書き込むメモリ領域のベース アドレスを示す CORDB_ADDRESS 値。 システムは、データ転送を開始する前に、ベース アドレスから始まる指定されたサイズのメモリ領域に対して書き込みのアクセスが可能であることを確認します。 アクセスできない場合、メソッドは失敗します。

  • size
    [入力] メモリ領域に書き込むバイト数。

  • buffer
    [入力] 書き込むデータが格納されているバッファー。

  • written
    [出力] このプロセス内のメモリに書き込むバイト数を受け取る変数へのポインター。 written に NULL を指定すると、このパラメーターは無視されます。

解説

データは任意のブレークポイントの後に自動的に書き込まれます。 .NET Framework Version 2.0 では、ネイティブ デバッガーは命令ストリームへのブレークポイントの挿入にこのメソッドを使用しません。 代わりに ICorDebugProcess2::SetUnmanagedBreakpoint を使用してください。

WriteMemory メソッドは、マネージ コードの外部でのみ使用します。 このメソッドを誤って使用すると、ランタイムが破損する可能性があります。

必要条件

プラットフォーム: 「.NET Framework システム要件」を参照

ヘッダー: CorDebug.idl、CorDebug.h

ライブラリ: CorGuids.lib

.NET Framework のバージョン: 4、3.5 SP1、3.5、3.0 SP1、3.0、2.0 SP1、2.0

参照

参照

ICorDebugProcess インターフェイス

ICorDebugProcess2 インターフェイス