type

要素の型を指定します。 スキーマ内に、要素を型にバインドする要素宣言がない場合でも、要素を特定の型として指定します。

<xsi:type="QName">

属性

  • QName
    要素の宣言されたデータ型の代わりに使用されるデータ型の名前。

解説

インスタンス ドキュメントで、通常の基本型の代わりに、派生した複合型が使用されている場合にも、type 属性が使用されます。

type 属性の使用方法を次の例に示します。 この例では、スキーマ ドキュメント person.xsd とインスタンス ドキュメント person.xml が使用されています。 スキーマ ドキュメントには基本型の Person、派生型の Employee、および要素宣言の person が含まれます。 インスタンス ドキュメントには、xsi:type 属性の使い方が示されています。つまり、この属性は、urn:contoso-com:People 名前空間の要素 person は同じ名前空間の Employee 型であることを示しています。

参照

リファレンス

XML スキーマ (XSD) リファレンス
XML スキーマの要素
XML スキーマ インスタンスの属性