round 関数

引数の値に最も近い整数値を返します。

number round(number)

解説

そのような数値が 2 つある場合は、正の無限大に最も近い数値が返されます。

引数が NaN である場合は、NaN が返されます。

引数が正の無限大である場合は、正の無限大が返されます。

引数が負の無限大である場合は、負の無限大が返されます。

引数が正のゼロである場合は、正のゼロが返されます。

引数が負のゼロである場合は、負のゼロが返されます。

引数がゼロ未満、-0.5 以上である場合は、負のゼロが返されます。

上の最後の 2 つの場合に round() 関数を呼び出したときの結果は、0.5 を加算した後で floor() 関数を呼び出したときの結果と異なります。後者の場合は正のゼロが返されます。

round() 式の例を示します。

XML ファイル

なし。XSLT ファイルは自身を呼び出します。

XSLT ファイル (round.xsl)

書式付き出力

round(2.6) = 3 round (2.4) = 2 round(2.5) = 3 round(-1.6) = -2 round(-1.5) = -1

プロセッサ出力

<?xml version="1.0"?>
   round(2.6) =
      3<br />round (2.4) =
      2<br />round(2.5) =
      3<br />round(-1.6) =
      -2<br />round(-1.5) =
      -1

参照

リファレンス

XML データ型リファレンス