position 関数

ノード リスト内の選択されているノードを基準としたノードの位置、つまりインデックス番号を返します。

      number position()

解説

ノードの位置は 1 から始まるので、最初のノードは位置 1 を返します。

次のコード例で、position() 関数の効果を示します。

XML ファイル (position.xml)

XSLT ファイル (position.xsl)

出力

この XSLT スタイル シートをソース XML ファイルに適用すると、すべての <x> 要素が、ドキュメント順における位置が指定された新しい <x> 要素に割り当てられます。

<x a="a11">1</x>
<x a="a21">2</x>
<x a="a31">3</x>
<x a="a12">4</x>
<x a="a22">5</x>
<x a="a13">6</x>
<x a="a14">7</x>

操作元のコンテキストに対する position() 関数の検出精度を示すために、上記の XSLT ファイルのテンプレート規則を次の規則に置き換えます。

これを、次の内容に置き換えます。

この結果は次のようになります。

<x a="a11">1</x>
<x a="a21">2</x>
<x a="a31">3</x>
<x a="a22">4</x>

一方、テンプレート規則を次のテンプレート規則で置き換えるとします。

<xsl:template match="/">
  <xsl:apply-templates select="//x[2]"/>
</xsl:template>

次の結果が得られます。

<x a="a12">1</x>                 

参照

リファレンス

XML データ型リファレンス