<xdr:AttributeType> 要素

XDR (XML-Data Reduced) スキーマの Schema 要素内で使用する属性型を定義します。

<AttributeType
    default="default-value"
    dt:type="primitive-type"
    dt:values="enumerated-values"
    name="idref"
    required="{yes | no}">

属性

  • default
    属性の既定値。 既定値は、属性のインスタンスに対して有効である必要があります。 たとえば、属性が列挙型である場合は、既定値が値リストに表示されなければなりません。
  • dt:type
    この属性型のデータ型。 Microsoft® Internet Explorer 5.0 で行われる実装では、この属性には entityentitiesenumerationididrefidrefsnmtokennmtokensnotationstring のいずれかのデータ型を使用できます。 enumeration 型が選択されている場合は、許可される値を指定して、dt:values 属性を指定する必要があります。 詳細については、「XDR スキーマ データ型リファレンス」を参照してください。
  • dt:values
    dt:typeenumeration に設定されている場合に許可される値のリスト。
  • name
    属性型の名前。 この属性は必須です。 ElementType 定義内でのこの属性型を参照するには、スキーマ内で attribute 要素を使用します。 ここで指定する名前は、attribute 要素の type 属性と同じです。
  • required
    属性が要素内に存在している必要があるかどうかを示すインジケーター。

要素情報

出現回数

無制限

親要素

ElementTypeSchema

子要素

Datatypedescription

要素のプロパティ

TAG 説明

Name="idref"

ElementType 要素と AttributeType 要素には名前を付ける必要があります。

Model="open"

コンテンツ モデルで指定されていない要素または混合コンテンツは、この要素で許可されます。 特定の定義を下位に分類するには、(将来継承が実装されるときに) この設定を open にする必要があります。

Model="closed"

コンテンツ モデルで指定されていない要素または混合コンテンツは、この要素で許可されません。

required='yes'

この属性が必ず出現する必要があることを示します。 既定値も指定されている場合は、値が既定値と一致している必要があります。

dt:values

列挙型の値を指定します。

default

属性の既定値を指定します。 この値は、任意の属性の型に適用できます。 既定値は、属性のインスタンスに対して有効である必要があります。 たとえば、enumeration の場合は、既定値が値リストに表示されなければなりません。

解説

ElementType 要素に含まれている AttributeType 宣言は、その宣言が含まれている ElementType のスコープ内で属性型を定義します。

XDR スキーマでは、XML 1.0 と同様に、要素内の属性の出現順序に制約がなく、特定の属性は要素内で 1 回しか出現できません。

列挙、およびそれと同等のドキュメント型定義 (DTD) の例を次に示します。

次の例では、myattr という属性型を宣言します。 この宣言は、myattr 属性に名前トークンのみが含まれるという制約を課します。

参照

リファレンス

XDR スキーマ データ型リファレンス
<xdr:attribute> 要素