ms:type-is 関数

現在のノードのデータ型が指定された名前空間に属しているかどうかをテストします。 データ型と名前空間は、引数で指定されます。

boolean ms:type-is(string URI, string local-name)

パラメーター

  • URI 文字列
    現在のデータ型を評価するときの基準となるデータ型の名前空間 URI。
  • string local-name
    現在のデータ型を評価するときの基準となるデータ型のローカル名。

解説

現在のノードが指定された名前空間に属する指定されたデータ型であれば、関数は true を返します。 それ以外の場合は、false を返します。 local-name が指定された名前空間 (URI) で宣言されていないデータ型を参照する場合、関数は false を返します。 指定された名前空間で定義されている名前のないデータ型を指定した場合も、関数は false を返します。

この関数は、XSD の継承を認識します。したがって、型 "b" が "a" から派生している場合、ノード型 "b" を指定すると、type-is("http://www.example.microsoft.com/catalog", "a")true を返します。

次の例では、books.xsd の定義に従い、XSLT テンプレート規則を使用して、books.xml 内でデータ型が date であるすべての要素を選択します。 また、XML DOM インスタンスを使用したクエリの実行方法も示しています。

XML ファイル (books.xml)

books.xml を使用します。

XSD ファイル (books.xsd)

books.xsd を使用します。

XSLT ファイル (books.xslt)

HTML ファイル (books.html)

この HTML ファイルには、XML ファイル、XSLT ファイル、XSD ファイルの読み込みを処理する JScript が含まれます。

出力

Publish_date = 2000-10-01

参照

リファレンス

XML スキーマ (XSD) リファレンス
XML データ型リファレンス

概念

XSD サポートに XPath 拡張関数を使用する