方法 : PathGeometry を使用して図形を作成する
この例では、PathGeometry クラスを使用して図形を作成する方法を示します。 PathGeometry オブジェクトは 1 つ以上の PathFigure オブジェクトで構成され、各 PathFigure は異なる "形状" または図形を表します。 各 PathFigure 自体は 1 つ以上の PathSegment オブジェクトで構成されており、このオブジェクトは形状または図形の接続されている部分を表します。 セグメントの種類には、LineSegment、ArcSegment、BezierSegment などがあります。
使用例
次の例は、PathGeometry を使用して三角形を作成しています。 PathGeometry は Path 要素を使用して表示されています。
<Path Stroke="Black" StrokeThickness="1">
<Path.Data>
<PathGeometry>
<PathGeometry.Figures>
<PathFigureCollection>
<PathFigure IsClosed="True" StartPoint="10,100">
<PathFigure.Segments>
<PathSegmentCollection>
<LineSegment Point="100,100" />
<LineSegment Point="100,50" />
</PathSegmentCollection>
</PathFigure.Segments>
</PathFigure>
</PathFigureCollection>
</PathGeometry.Figures>
</PathGeometry>
</Path.Data>
</Path>
前の例で作成した図を次に示します。
PathGeometry で作成された三角形
前の例では、比較的単純な図形である三角形の作成方法を示しました。 PathGeometry を使用すると、円弧や曲線などのさらに複雑な図形も作成できます。 「方法 : 楕円の円弧を作成する」、「方法 : 3 次ベジエ曲線を作成する」、および「方法 : 2 次ベジエ曲線を作成する」の例を参照してください。
この例は、より大きなサンプルの一部です。サンプル全体については、ジオメトリのサンプルを参照してください。