DataServiceConfiguration.EnableTypeAccess メソッド

データ サービス ランタイムにデータ型を登録し、カスタム データ サービス プロバイダーがその型を使用できるようにします。

名前空間:  System.Data.Services
アセンブリ:  Microsoft.Data.Services (Microsoft.Data.Services.dll)

構文

'宣言
Public Sub EnableTypeAccess ( _
    typeName As String _
)
'使用
Dim instance As DataServiceConfiguration
Dim typeName As String

instance.EnableTypeAccess(typeName)
public void EnableTypeAccess(
    string typeName
)
public:
void EnableTypeAccess(
    String^ typeName
)
member EnableTypeAccess : 
        typeName:string -> unit 
public function EnableTypeAccess(
    typeName : String
)

パラメーター

  • typeName
    型: System.String
    カスタム データ サービス プロバイダーで使用できるようにする型の、名前空間で修飾された型名。

説明

EnableTypeAccess メソッドは、データ サービス ランタイムに型を登録する際に使用します。 登録後は、オープン型のプロパティで型が返されます。 これによって、$metadata の出力に型が反映され、データ サービスによって使用できるようになります。

引数の typeName は、CLR 型ではなくデータ モデルにおける型と同じ形式で定義されている必要があります。 登録された型は、既に SetEntitySetAccessRule メソッドを呼び出すことによって公開されている型に追加されます。

データ サービス ランタイムは、基になるプロバイダーから型に関する情報を取得できるようになるまで、typeName がマッピングされているデータ型の種類を判別できません。

typeName の値には、すべての型を表す "*" を指定することができます。

データ サービス ランタイムは、型を列挙するときや、基になるデータ プロバイダーから型を取得するときに、SetEntitySetAccessRule メソッドが呼び出される場合にその型を公開する必要があるかどうかを最初に確認します。 この方法で型が利用できなかった場合は、EnableTypeAccess メソッドを使って登録された型がチェックされます。 いずれの機構によっても型を公開できなかった場合、その型は、$metadata 要求の応答には挿入されません。データ サービスに対する要求の応答として、その型のインスタンスがクライアントに返されることはありません。

EnableTypeAccess メソッドは、同じ型名で何度も呼び出すことができます。

関連項目

参照

DataServiceConfiguration クラス

System.Data.Services 名前空間

その他の技術情報

データ サービスの構成 (WCF Data Services)