Microsoft Social Engagement に接続
公開日: 2016年11月
対象: Dynamics CRM 2015
顧客および利害関係者は、Facebook、Twitter、またはブログなどであなたについて話題にしています。 なぜそれがわかるのでしょうか。Microsoft Dynamics 365 で、Microsoft Social Engagement に Microsoft Dynamics 365 を接続することで、強力なソーシャル インサイトが提供されます。Microsoft Social Engagementでは、ソーシャル メディア Web サイトからデータを収集し、図やグラフで、肯定的、否定的、または中立的など人々のコメントの新しい傾向を見極めることができます。 データをドリルダウンして、誰がどこでなにをコメントしているかを知ることができます。 これらのインサイトを基に、自分が正しく行っていることを把握し、より大きな問題が起こる前に潜在的な問題に注意を向けることができます。
ソーシャル インサイトを使用して、ソーシャル メディア データを Dynamics 365 ダッシュボードおよびエンティティ フォームへ直接移動できます。 管理者として、Microsoft Social Engagement に接続を構成し、ソーシャル インサイト コントロールをエンティティ フォームとシステム ダッシュボードに追加できます。ソーシャル インサイト コントロールを使用して、表示したいソーシャル データ、およびソーシャル データを表示するフォームを指定します。ソーシャル インサイト コントロールを設定する際に、検索トピックまたは検索トピック カテゴリ、およびビジュアルを選択します。 検索トピックに会社名を選択し、会社や製品に関してソーシャル メディアでの評判を知ることができます。 または、取引先企業の評判を知りたい場合があります。その場合は、検索トピック カテゴリで取引先企業を選択します。 検索トピックまたは検索カテゴリを選択してから、ビジュアルを選択します。 グラフまたは図、またはデータの他のビジュアル表現を使用できます。Dynamics 365 のソーシャル リスニングおよびソーシャル インサイトに関する興味深く有用で分かりやすい情報が、eBook: CRM 用 Microsoft Social Engagement にあります。
注意
Dynamics 365 にソーシャル インサイト コントロールを設定する前に、Dynamics 365 組織の検索トピック カテゴリおよびビジュアルを Microsoft Social Engagement に追加する必要があります。Dynamics 365 内から直接 Microsoft Social Engagement 検索トピックを追加できます。 「Microsoft Social Engagement ヘルプ センター」を参照してください
このトピックの内容
ソーシャル インサイトを得るために CRM Online を Microsoft Social Engagement に接続する
ソーシャル インサイトを得るために CRM (設置型) を Microsoft Social Engagement に接続する
ソーシャル インサイトのリセット
CRM のエンティティ フォームにソーシャル インサイト コントロールを追加する
システム ダッシュボードでソーシャル インサイト コントロールを追加および設定する
ソーシャル インサイトを得るために CRM Online を Microsoft Social Engagement に接続する
接続を構成するには、Microsoft Social Engagement へのサブスクリプションが必要で、アクセス権のある Microsoft Social Engagement ユーザーであることが必要です。また、この Dynamics 365 インスタンスに Microsoft Social Engagement がプロビジョニングされている必要があります。
Microsoft Dynamics CRM のシステム管理者セキュリティ ロールまたは同等のアクセス許可を持っている必要があります。
[設定] > [システム] に移動します。
[管理]、[Microsoft Social Engagement の構成] の順に選択します。
免責事項が表示されます。 免責事項に同意し、次に [続行] を選択します。 構成ページに進みます。
注意
初めて接続すると、この免責事項を受け入れるように求められます。
[Microsoft Social Engagement の構成] ページの [接続する Microsoft Social Engagement ソリューションの選択] ドロップダウン ボックスで、接続する Microsoft Social Engagement インスタンスを選択します。 ドロップダウン ボックスの横にある [選択] ボタンを選択します。選択 ボタンが灰色になって、選択が確証されたことを示します。
警告
別のMicrosoft Social Engagement インスタンスに切り替える場合は、確認 ボタンをクリックまたはタップすることで確認するように求められます。Microsoft Social Engagement インスタンスを変更すると、フォームおよびダッシュボードの既存の ソーシャル インサイト コントロールにエラー メッセージが表示される場合があります。それは、新しいインスタンスに一致するデータがない場合があるからです。 すべての既存の ソーシャル インサイト コントロールは、再構成する必要がある場合があります。 また、Dynamics 365の既存のソーシャル インサイト データをリセットして、古いインスタンス データへの参照を削除する必要がある場合があります。
注意
Microsoft Dynamics CRM Online 2014 年春で、1 つのMicrosoft Social Engagement インスタンスのみが Dynamics 365 インスタンスへの接続に使用されます。
ソーシャル インサイトを得るために CRM (設置型) を Microsoft Social Engagement に接続する
接続を構成するには、Microsoft Social Engagement のサブスクリプションを取得していて、Microsoft Social Engagement の承認済みユーザーである必要があります。
Microsoft Dynamics CRM のシステム管理者セキュリティ ロールまたは同等のアクセス許可を持っている必要があります。
[設定] > [システム] に移動します。
[管理]、[Microsoft Social Engagement の構成] の順に選択します。
免責事項が表示されます。 免責事項に同意し、次に [続行] を選択します。 構成ページに進みます。
注意
初めて接続すると、一度この免責事項を受け入れるように求められます。
[Microsoft Social Engagement 構成] ページの指示に従ってください。
警告
別の Microsoft Social Engagement インスタンスに切り替える場合、その切り替えを [確認] ボタンで確認するよう求められます。Microsoft Social Engagement インスタンスを変更すると、フォームおよびダッシュボードの既存の ソーシャル インサイト コントロールにエラー メッセージが表示される場合があります。それは、新しいインスタンスに一致するデータがない場合があるからです。 すべての既存の ソーシャル インサイト コントロールは、再構成する必要がある場合があります。 また、Dynamics 365の既存のソーシャル インサイト データをリセットして、古いインスタンス データへの参照を削除する必要がある場合があります。
注意
Microsoft Dynamics CRM Online 2014 年春で、1 つのMicrosoft Social Engagement インスタンスのみが Dynamics 365 インスタンスへの接続に使用されます。
Microsoft Social Engagement ライセンスを CRM ユーザーに割り当てる
10 人以上のユーザーがいる Microsoft Dynamics CRM Online Professional のお客様は、追加料金なしで、サブスクリプションの一部として自動的に Microsoft Social Engagement にアクセスできます。 また、エンタープライズ サブスクリプションを所有するお客様は、Microsoft Social Engagement にもアクセスできますが、最小ユーザー要件は必要ありません。
Office 365 管理用ポータル を使用して、Microsoft Social Engagement ライセンスを割り当て、確認します。
Office 365 管理用ポータル (https://portal.office.com) を参照し、グローバル管理者の資格情報を使用してサインインします。
ユーザー > アクティブなユーザー の順で選択し、ライセンスを割り当てるユーザーを選択します。
ページの右側の割り当て済みのライセンスで、編集を選択します。
Microsoft Dynamics CRM Online を展開します。Microsoft Social Engagement のチェック ボックスをオンにして、保存を選択します。
注意
サブスクリプションがMicrosoft Social Engagementで有効でない場合、「Microsoft Dynamics でのソーシャル ソリューション」を参照してください。
ソーシャル インサイトのリセット
警告
この操作は、ソーシャル インサイトの検索トピック、検索トピック カテゴリおよびビジュアルに関する Dynamics 365内のすべての既存のデータを削除します。
Microsoft Dynamics CRM のシステム管理者セキュリティ ロールまたは同等のアクセス許可を持っている必要があります。
[設定] > [システム] に移動します。
[管理]、[Microsoft Social Engagement の構成] の順に選択します。
[Microsoft Social Engagement の構成] ページで [ソーシャル インサイトのリセット] を選択します。[ソーシャル インサイトのリセットの確認] メッセージ ボックスが表示されるので、続行する場合は [確認] を選択し、そうでない場合は [キャンセル] を選択します。
CRM のエンティティ フォームにソーシャル インサイト コントロールを追加する
ソーシャル インサイト コントロールをエンティティ (レコードの種類) フォームに追加するには、Dynamics 365**[カスタマイズ]** 領域にあるフォーム エディターを使用する必要があります。iFrame コントロールでしたように、フォームのどこにでも ソーシャル インサイト コントロールを置き、サイズを変更できます。 行数を多くし、複数の列にコントロールがまたがるようにして、コントロールを大きくすることができます。 これにより、コントロールのグラフや図が大きくなり、読みやすくなります。詳細:フォーム エディターの使用.
Microsoft Dynamics CRM のシステム管理者セキュリティ ロールまたは同等のアクセス許可を持っている必要があります。
[設定] > [カスタマイズ] に移動します。
カスタマイズ > システムのカスタマイズの順で選択します。
ナビゲーション ウィンドウで、コンポーネントの下のエンティティを展開します。
ソーシャル インサイト コントロールを追加するエンティティを展開します。[フォーム] を選択します。
グリッド ビューで、エンティティのメイン フォームを選択します。 エンティティ フォームが開きます。
[挿入] タブを選択します。 フォームの上部のリボンで、ソーシャル インサイト アイコンをクリックします。 セットアップ ダイアログ ボックスでは、コントロールとラベルの一意の名前などの必須フィールドを入力します。[OK] を選択します。ソーシャル インサイト コントロールは、エンティティ フォームに追加されます。 コントロールのサイズを変更したり、コントロールをフォームの別の場所に移動できます。
ホームタブに戻ります。[保存] を選択し、次に [公開] を選択して、追加したカスタマイズを公開します。ソーシャル インサイトの構成と呼ばれるコントロールが、このフォームを基とするすべてのレコードに表示されます。 検索トピック、検索カテゴリおよびビジュアルをコントロールに追加できます。
注意
エンティティ レコードで ソーシャル インサイト を設定するのに管理者権限は必要ではありません。
システム ダッシュボードでソーシャル インサイト コントロールを追加および設定する
注意
個人用のダッシュボードのソーシャル インサイト コントロールを追加および設定するために管理者権限は必要ではありません。
既存のシステム ダッシュボードまたは新規ダッシュボードにソーシャル インサイト コントロールを追加できます。 新しいダッシュボードを作成し、ソーシャル インサイト コントロールを追加してみましょう。ソーシャル インサイトの設定 ウィザードを使用して設定します。 設定を終了し、カスタマイズが公開されたら、ソーシャル データのグラフおよび図がダッシュボードに表示されます。
Microsoft Dynamics CRM のシステム管理者セキュリティ ロールまたは同等のアクセス許可を持っている必要があります。
[設定] > [カスタマイズ] に移動します。
カスタマイズ > システムのカスタマイズの順で選択します。
ナビゲーション ウィンドウの [コンポーネント] で、[ダッシュボード] を選択します。
コマンド バーで、[新規] を選択します。 レイアウトを選択し、[作成] を選択します。
ダッシュボード フォームで、ダッシュボードの名前を [名前] テキスト ボックスに入力し、[保存] を選択します。
コントロールを追加するには、ダッシュボード フォームのセクションの真ん中にある [ソーシャル インサイトの挿入] アイコンを選択します。またはコマンド バーの [そのほかのコマンド] () を選択して、ドロップダウン リストの [ソーシャル インサイト] を選択します。ソーシャル インサイトの設定 ウィザードが表示されます。
[ソーシャル インサイト の設定] ウィザードで、[詳細設定] を選択します。ソーシャル インサイトの追加 ダイアログ ボックスが表示されます。 必要なフィールドに入力し、[OK] を選択します。 既定値を使用して [OK] または [キャンセル] を選択して、ダイアログ ボックスを閉じることもできます。
[ソーシャル インサイト の設定] ウィザードのメイン ウィンドウで、[検索トピック] または [検索トピック カテゴリ] を選択し、[次へ] を選択します。
ドロップダウン リストで検索トピックまたは検索カテゴリを選択するには、前のステップで選択した内容に基づいてトピックまたはカテゴリを選択し、[次へ] を選択します。
注意
ドロップダウン リストで検索トピックを選択する代わりに新しい検索トピックを作成できます。[新しい検索トピックの作成] を選択し、必須フィールドに入力し、[次へ] を選択します。
ビジュアル ドロップダウン リストで、[分析の概要]、[最近の投稿]、または**[傾向]** などの必要なグラフや図を選択します。 ビジュアルを好きなだけ追加して、上へ移動 または下へ移動矢印を使用してそれらをリストの上下に移動できます。 ビジュアルの右側に表示される削除アイコンをクリックまたはタップして、ビジュアルを削除できます。[完了] を選択します。
コマンド バーで、[保存] を選択し、次に [閉じる] を選択します。
カスタマイズを公開するには、コマンド バーで [すべてのカスタマイズの公開] を選択します。 カスタマイズを公開した後、ダッシュボードでソーシャル インサイトを表示できます。
プライバシーに関する声明
Social Engagement を有効にすることで、自身のデータを外部システムと共有することに同意したことになります。 外部システムから Microsoft Dynamics CRM Online へインポートされるデータは、当社のプライバシーに関する声明に従います。この声明には、ここから参照できます。
関連項目
CRM 2015 の管理
Microsoft Social Engagement ヘルプおよびトレーニング
ソーシャル データのコントロール
eBook: Microsoft Social Engagement for CRM
Microsoft Social Engagement ヘルプ センター
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