Microsoft Dynamics CRM Report Authoring 拡張のインストール

 

対象: Dynamics CRM 2015

Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張 は、Microsoft Visual Studio 用の作成環境である SQL Server データ ツール の Business Intelligence を使用してフェッチベースのレポートを作成およびカスタマイズするために必要です。 詳細: Microsoft Dynamics CRM レポート拡張機能要件

次のコンポーネントがインストールされていない場合は、Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張 セットアップ中にインストールされます。

  • .NET Framework

  • Microsoft アプリケーション エラー報告ツール

  • Windows Live ID サインイン アシスタント 6.5

警告

Microsoft Visual Studio 付属の Report Viewer コントロールを使用する Microsoft Dynamics CRM ユーザーは、アクセス権を持つレポートの情報を表示できます。 このコントロールを使用すると、Microsoft Dynamics CRM でのレポートの実行時に表示されない追加のレポート データやセッション データを表示できます。 機密データが漏えいする危険を減らすため、Microsoft Dynamics CRM レポート拡張機能 がインストールされている Microsoft SQL Server Reporting Services URLを、Secure Sockets Layer (SSL) (Secure HTTP とも呼ばれます) 接続のみを許可するように構成することをお勧めします。 詳細: MSDN: ネイティブ モード レポート サーバーで SSL 接続を構成

重要

組織で Microsoft Office 365 を使用している場合は、Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張がインストールされているコンピューターに Microsoft Online Services サインイン アシスタント がインストールされている必要があります。Microsoft Online Services サインイン アシスタントがすでにインストールされている場合は、レジストリ キー SOFTWARE\Microsoft\MSOIdentityCRL を確認し、MSOIdentityCRL の TargetDir レジストリ キーに msoidcli.dll が含まれれていることを確認します。

プラグインのインストール

Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張は、Microsoft Dynamics CRM からメタデータとデータを取得するプラグインです。Business Intelligence Development Studio で Fetch-based レポートを設計およびプレビューするには、このメタデータが必要です。

  1. /BIDSExtensions/ フォルダーで、SetupBIDSExtensions.exe をダブルクリックします。

  2. [Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張 セットアップへようこそ] ページでは、セットアップで最新のインストール ファイルが使用されるように、[Microsoft Dynamics CRM の更新プログラムを取得する] を選択することを推奨します。[次へ] を選択します。

  3. [使用許諾契約書] ページの内容を確認し、使用許諾契約書に同意する場合は [この使用許諾契約書に同意する] チェック ボックスをオンにして、[同意する] を選択します。

  4. いずれかの必須コンポーネントが不足している場合は、[必須コンポーネントのインストール] ページが表示されます。 必須コンポーネントをインストールするには、[インストール] を選択します。 コンポーネントがインストールされるとき、状態列が [インストールされていません] から [インストール済み] に変わります。[次へ] を選択して続行します。

    注意

    • これらのコンポーネントは、Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張をインストールする前に必要です。 セットアップを終了してコンポーネントを手動でインストールするか、[インストール] を選択できます。 該当するコンポーネントがインストール済みであることがセットアップで検出されるまで、このページの [次へ] ボタンは使用できません。

    • これらのコンポーネントをインストールするには、コンピューターの再起動が必要になる場合があります。 コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示された場合は、再起動してから再度セットアップを開始してください。

  5. [Microsoft Update 基本設定の選択] ページでは、[更新プログラムの確認に Microsoft Update を使用する (推奨)] オプションを選択することをお勧めします。Microsoft Update は、お使いのコンピューターが最新のテクノロジを使用するように保ち、脆弱性やセキュリティの問題のリスクを低減させます。

  6. [インストール場所の選択] ページで、既定の場所をそのまま使用するか、別のインストール場所を入力し、[次へ] を選択します。

  7. [システムのチェック] ページに、インストールを正常に実行するためのすべての要件と推奨事項の概要が表示されます。 インストールを続行するには、エラーを修正する必要があります。 エラーではなく、警告のみが表示される場合は、インストールを続行できます。 続行するには、[次へ] を選択します。

  8. [Microsoft Dynamics CRM Report Authoring 拡張のインストールの準備完了] ページを確認し、エラーがある場合は、[戻る] を選択して修正します。 続行する準備ができたら、[インストール] を選択します。

  9. セットアップが正常に終了すると、[Microsoft Dynamics CRMレポート作成拡張の完了] ページが表示されます。[完了] を選択します。

関連項目

ダウンロード: IT プロフェッショナル 用 Microsoft Online Services サインイン アシスタント RTW
Microsoft Dynamics CRM サーバーのインストール
Microsoft Dynamics CRM Server のアップグレード

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