翻訳済みエンティティおよびフィールド テキストのインポート

 

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2013、Dynamics CRM 2015、Dynamics CRM Online、Dynamics CRM 2016

フィールドのラベルやドロップダウン リストの値などのエンティティまたは属性のテキストをカスタマイズした場合、自分の Microsoft Dynamics 365 に実装されているものとは異なる基本言語を使用している組織内のユーザーに対して、カスタマイズしたテキストをユーザーごとの言語で提供できます。そのためには、組織で使用する言語に翻訳できるように、すべてのカスタマイズのテキスト文字列をエクスポートします。

翻訳後、ユーザーが変更を利用できるようにするには、Microsoft Dynamics 365 実装に翻訳済みのテキスト文字列をインポートする必要があります。

重要

  • インポートするファイルは、ルートの CrmTranslations.xml と [Content_Types].xml ファイルを格納する圧縮ファイルである必要があります。

  • Microsoft Dynamics 365 では、500 文字を超える長さの翻訳済みテキストをインポートすることはできません。翻訳ファイル内の任意のアイテムが 500 文字を超える長さの場合、インポート プロセスは失敗します。インポート プロセスが失敗した場合は、失敗の原因となったファイル中の行を確認し、文字数を減らしてから再度インポートを試みてください。翻訳済みのテキストのインポートが終了したら、カスタマイズを再公開する必要があることにも注意してください。

  1. システム管理者またはシステム カスタマイザーのセキュリティ ロール、または同等のアクセス許可があることを確認してください。

    セキュリティ ロールの確認

  2. [設定] > [カスタマイズ] に移動します。

  3. [システムのカスタマイズ] をクリックします。

  4. ソリューション エクスプローラーの [操作] ツール バーで、[翻訳のインポート] をクリックします。

  5. [翻訳されたテキストのインポート] ダイアログ ボックスで、翻訳済みのテキストを含むファイルを指定し、[インポート] をクリックします。

  6. 翻訳済みのテキストが Microsoft Dynamics 365 によってインポートされたら、[閉じる] をクリックします。

注意

カスタマイズを公開すると、標準システム操作を干渉する可能性があります。ユーザーへの影響が最小限に留まるように公開をスケジュールすることを推奨します。

関連項目

カスタマイズされたエンティティとフィールド テキストの翻訳用のエクスポート