エンティティの共有ビューの作成または編集

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2013、Dynamics CRM 2015、Dynamics CRM Online、Dynamics CRM 2016

共有ビューを編集した場合、そのエンティティのレコードを表示するためのアクセス許可を持つすべてのユーザーに変更が見えるようになります。共有ビュー以外に、すべてのエンティティに対して以下のビューが提供されます。削除または共有はできません。簡易検索ビュー、高度な検索ビュー、関連ビュー、および検索ダイアログ ビュー。

1. Microsoft Dynamics 365 のシステム管理者セキュリティ ロールまたは同等のアクセス許可を持っている必要があります。

   セキュリティ ロールの確認

   • ユーザー プロファイルの表示の手順を実行します。

   • 適切なアクセス許可を持っていない場合は、 システム管理者に問い合わせてください。

2. [設定] > [カスタマイズ] に移動します。

3. [システムのカスタマイズ] をクリックします。

4. [コンポーネント] で [エンティティ] を展開し、目的のエンティティを展開します。

5. [ビュー] をクリックします。

6. 共有ビューを新規に作成するには、[操作] ツール バーで、[新規] をクリックします。[ビューのプロパティ] ダイアログ ボックスで、[名前] ボックスに新しいビューの名前を入力し、[OK] をクリックします。

   [新規] ボタンが表示されていない場合、選択したエンティティのビューは追加できません。

   または

   ビューを編集するには、一覧の [共有ビュー] をダブルクリックします。ビューの種類が [種類] 列に示されます。

7. 表示されている列を変更します。

   • 列の追加:

   1. [タスク] 領域で、簡易検索ビューの場合は [ビュー列の追加] をクリックし、他の種類のビューの場合は [列の追加] をクリックします。

      または

      他の種類のビューの場合は、[列の追加] をクリックします。

   2. 追加する列のチェック ボックスをオンにし、[OK] をクリックします。

   • 列の移動:

   1. 移動する列を選択してください。

   2. [タスク] 領域で、矢印を使用して、列を左右に移動します。

   • 列幅の変更:

   1. 変更する列を選択してください。

   2. [タスク] 領域で、[プロパティの変更] をクリックします。

   3. [列のプロパティの変更] ダイアログ ボックスで、列幅を設定するオプションをクリックし、[OK] をクリックします。

   • 列の削除:

   1. 削除する列を選択してください。

   2. [タスク] 領域で [削除] をクリックします。

   3. 確認メッセージで [OK] をクリックします。

   • 列の並べ替え順の変更:

   1. [タスク] 領域で [並べ替えの構成] をクリックします。

   2. [並べ替え順の構成] ダイアログ ボックスの [列] ボックスの一覧で、並べ替える列を選択して [昇順] または [降順] をクリックし、[OK] をクリックします。

   • インスタント メッセージングのオンライン プレゼンスの有効化:

   1. 選択したエンティティの [ビュー] フォームで、変更する列を選択します。

   2. [タスク] 領域で、[プロパティの変更] をクリックします。

   3. [列のプロパティの変更] ダイアログ ボックスで [この列のプレゼンスを有効にする] を選択し、[OK] をクリックします。

8. [保存して閉じる] をクリックします。

9. 共有ビューをエンティティの既定のビューに設定します。

   注意

   Microsoft Dynamics 365 内のすべてのエンティティには、既定の共有ビューが必要です。これは予定、取引先企業、取引先担当者などのエンティティの一覧に表示されるビューです。たとえば、ユーザーが各自の予定を管理するように組織が設定している場合、予定のための既定のビューを [すべての予定] から [自分の予定] に変更できます。

   1. ビューの一覧で、既定として設定する共有ビューを選択します。ビューの種類が [種類] 列に示されます。

   2. [操作] ツール バーで、[その他の操作]、[既定値に設定する] の順にクリックします。

10. [保存して閉じる] をクリックしてビューを閉じます。

11. ビューのカスタマイズを公開します。

    重要

    ユーザー インターフェイス要素に変更を加えた場合、またはエンティティに対してフォーム スクリプトを実装した場合は、変更を公開して適用する必要があります。ユーザー定義エンティティ、関連付け、フィールドなど、Microsoft Dynamics 365 のデータ スキーマを変更するカスタマイズは、直ちに適用されます。

    ソリューションのインストールやカスタマイズの発行は、通常のシステム操作に影響を与える可能性があります。 ソリューションのインポートは、ユーザーへの影響が最小限に留まるようにスケジューリングすることを推奨します。

    • 1 つのエンティティでのみビューのカスタマイズを公開するには、[コンポーネント] で、[エンティティ] をクリックし、エンティティを選択します。次に、[操作] ツール バーで [公開] ボタンをクリックします。

    • エンティティやコンポーネントに加えたカスタマイズをすべて公開するには、[操作] ツール バーで、[すべてのカスタマイズの公開] をクリックします。

      ヒント

      サービス カレンダーに表示するビューを作成するには、[サービス活動]、[予定]、[ユーザー]、または [設備/備品] のいずれかのエンティティでビューを作成します。これらのエンティティで作成したビューをサービス カレンダーから表示するには、[種類] ボックスの一覧でビューの種類を選択します。

関連項目

ビューの作成と構成
TechNet: ビューの作成と編集