ホストされたアプリケーションの構成

 

公開日: 2016年11月

対象: Dynamics 365 (online)、Dynamics 365 (on-premises)、Dynamics CRM 2013、Dynamics CRM 2015、Dynamics CRM 2016

ホストされたアプリケーションの作成後 (HAT のホストされたアプリケーション プロジェクトの作成を参照)、それを構成します。

  1. Visual Studioで、プロジェクトをオープンします。

  2. [ソリューション エクスプローラー] で、プロジェクト名を右クリックし、[アプリケーション構成] を選択します。

    構成のショートカット メニューを使用

  3. [アプリケーションのプロパティ] ダイアログ ボックスで必要な情報を指定します。 次の表では、様々なアプリケーションのプロパティについて説明します。

    プロパティ

    説明

    アダプター

    ドロップダウン リストから選択できる 3 つのアダプター構成があります。

    1. [なし] - ホストされたアプリケーションが自動化を必要としないことを指定します。

    2. AutomationAdapter - ホストされたアプリケーション ツールキット (HAT) ソフトウェア ファクトリで使用する既定の設定を指定します。

    3. LegacyAdapter

    種類

    後ろにドット (.) が付いたアセンブリ (dll) の名前です。 それから Visual Studio プロジェクト内のクラス名。

    アプリケーション ホステッド モード

    アプリケーションをホストするための次の 3 つのモードがあります。

    1. [外部でホストする] – アプリケーションを [Unified Service Desk] 外で開始できます。

    2. [SetParent を使用する] – アプリケーションのルート ウィンドウを [Unified Service Desk] の子ウィンドウに設定します。

    3. [動的配置を使用する] – Unified Service Desk アプリケーションのサイズと位置を監視し、アプリケーションのサイズと位置を動的に調整します。

    アプリケーションはグローバル

    true に設定すると、アプリケーションはセッションのコンテキストから独立して、グローバルに実行されます。

    ワークフローに依存

    true に設定すると、アプリケーションはワークフロー ステップによってのみロードされます。

    表示グループ

    MainPanel または WorkflowPanel など、Unified Service Desk でアプリケーションがホストされる場所を指定します。

    最小サイズ

    X 値、Y 軸に沿って、Unified Service Desk 内のアプリケーション ウィンドウの最小サイズを指定します。

    最適サイズ

    X 値、Y 軸に沿って、Unified Service Desk 内のアプリケーション ウィンドウの表示サイズを指定します。

    アプリケーションは動的

    true に設定すると、アプリケーションは動的にロードできます。

    ツール バーのドロップダウンに表示

    true に設定すると、アプリケーションがツールバーのドロップダウン リストに表示されます。

    ユーザーがクローズできる

    true に設定すると、ユーザーはアプリケーションをクローズできます。

    ポップアップの管理

    true に設定すると、ポップアップ ウィンドウを Unified Service Desk で管理できます。

    [URL]

    はアプリケーションが実行される URL を指定します。

    新しいブラウザー プロセスの使用

    true に設定すると、アプリケーションを新しい Internet Explorer プロセスで開始します。

    ツールバーの使用

    true に設定すると、Internet Explorer ツールバーを表示します。

    次の図は、[アプリケーションのプロパティ] ダイアログ ボックスを示します。

    アプリケーション構成のダイアログ ボックス

  4. アプリケーションの構成を保存するには、[保存] をクリックします。

関連項目

HAT のホストされたアプリケーション プロジェクトの作成
UII 検査を使用してホストされたアプリケーションのバインディングを作成する
ホストされたアプリケーションのアクションを構成する
Unified Service Desk にホストされたアプリケーションを展開する
Unified Service Desk からホストされたアプリケーションをインポートする

Unified Service Desk 2.0

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