リモート デバイスで Windows ストア アプリの Visual C++、Visual C#、および Visual Basic コードをプロファイリングする方法
このトピックでは、XAML および Visual C++、Visual C#、または Visual Basic で記述された Windows ストア アプリのコードをプロファイリングする方法と、リモート デバイスのデータを収集する場合について説明します。
Visual Studio がインストールされているコンピューターでアプリケーションのプロファイリングを行うには、「ローカル コンピューターでの Windows ストア アプリの Visual C++、Visual C#、および Visual Basic コードをプロファイリングする方法」を参照してください。
HTML5 および JavaScript で記述されたアプリケーションの Visual C++、Visual C#、または Visual Basic コンポーネントをプロファイリングする場合は、「ローカル コンピューターで Windows ストア アプリの JavaScript コードをプロファイリングする方法」または「リモート デバイスで Windows ストア アプリの JavaScript コードをプロファイリングする方法」を参照してください。
シミュレーターはアプリのパフォーマンスを正確に反映しない可能性があるため、シミュレーターのプロファイリングはお勧めしません。
Visual Studio は、通常、デスクトップ コンピューターにインストールされます。Windows ストア アプリは、さまざまな種類のデバイス、フォーム ファクター、およびプロセッサで実行されます。リモート プロファイリングでは、ネットワークを介して Visual Studio コンピューターに接続されているデバイス、またはイーサネット ケーブルによって直接接続されているデバイスのパフォーマンス データを収集できます。リモートでプロファイリングするときは、Visual Studio によってアプリの最新のビルドが配置されます。アプリを直ちに起動することも、コントラクトまたは他のプロセスによって起動された後でアプリをプロファイリングすることもできます。
注意
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リモート デバイスでプロファイリングするには、デバイスの管理者である必要があります。
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ユーザーとのやり取りをリモート デバイスで直接実行し、リモート デスクトップ接続は使用しないことをお勧めします。リモート デスクトップ接続は、アプリのパフォーマンスと収集されるパフォーマンス データを大幅に変更する可能性があります。
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最も正確なパフォーマンス結果を収集するには、アプリのリリース ビルドをプロファイリングする必要があります。MSDN ライブラリの「方法 : デバッグ構成とリリース構成を設定する」を参照してください。
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このトピックの内容
以下を学習できます。
Configure remote profiling on the remote device
Configure remote profiling in Visual Studio
To profile a managed app
To profile a Visual C++ app
Profile the app
Collect performance data for the entire profiling run
Collect performance data for specific scenarios
リモート デバイスのリモート プロファイリングを構成する
リモート デバイスに開発者用ライセンスがインストールされている必要があります。リモート デバイスに Visual Studio リモート ツールがインストールされている必要があります。さらに、リモート デバイスでリモート デバッグ モニターが実行されている必要があります。
リモート デバイスに開発者用ライセンスをインストールするには、「Gettting a developers license」を参照してください。
Visual Studio リモート ツールをインストールするには、「Installing the Remote Debugger」を参照してください。
リモート デバッグ モニターを起動するには、スタート画面の [リモート デバッグ モニター] をクリックします。
Visual Studio でリモート プロファイリングを構成する
リモート デバイス上のアプリをプロファイリングするには、Visual Studio プロジェクトのデバッグ プロパティに、デバイスの名前または IP アドレスを指定します。
リモート デバイス上のアプリをプロファイリングするには:
Visual Studio で、プロファイリングするプロジェクトを開きます。
最も正確なパフォーマンス結果を収集するには、アプリのリリース ビルドをプロファイリングする必要があります。Visual Studio ツール バーの [ソリューション構成] の一覧の [リリース] をクリックします。
詳細については、MSDN ライブラリの「方法 : デバッグ構成とリリース構成を設定する」を参照してください。
次の手順は、プロジェクトが記述されているコードによって異なります (Visual C++ またはマネージ コード (Visual C#、Visual Basic など)。
マネージ アプリをプロファイリングするには
[デバッグ] メニューの [プロジェクトのプロパティ] をクリックします。
[デバッグ] メニューをクリックします。
[ターゲット デバイス] の一覧の [リモート コンピューター] をクリックします。
[リモート コンピューター] ボックスに、リモート デバイスの名前または IP アドレスを入力します。
リモート デバイスが Visual Studio コンピューターと同じサブネット上にあるか、Visual Studio コンピューターに直接接続されている場合は、[検索] をクリックした後、[リモート デバッガー接続] ダイアログ ボックスでデバイスを選択します。
[認証が必要] には常に [Yes] を設定する必要があります。ネットワーク認証を不要にすると、悪意のあるユーザーによるネットワーク攻撃のリスクが非常に大きくなります。
次のプロパティは、プロファイラーによって無視されます。
起動しないが、開始時にコードをデバッグ
ローカル ネットワーク ループバックの許可
Uninstall and re-install my package.All information about the application state is deleted(パッケージをアンインストールして再インストールします。パッケージの状態に関するすべての情報を削除します)
デバッガーの種類
Visual C++ アプリをプロファイリングするには
[デバッグ] メニューの [プロジェクトのプロパティ] をクリックします。
[構成プロパティ] ノードの [デバッグ] をクリックします。
[起動するデバッガー] の一覧の [リモート コンピューター] をクリックします。
[コンピューター名] 行に、リモート デバイスの名前または IP アドレスを入力します。
リモート デバイスが Visual Studio コンピューターと同じサブネット上にあるか、Visual Studio コンピューターに直接接続されている場合は、行の下向き矢印をクリックし、[<検索...>] をクリックした後、[リモート デバッガー接続] ダイアログ ボックスでデバイスを選択します。
[認証が必要] には常に [Yes] を設定する必要があります。ネットワーク認証を不要にすると、悪意のあるユーザーによるネットワーク攻撃のリスクが非常に大きくなります。
次のプロパティは、プロファイラーによって無視されます。
アプリケーションの起動
ローカル ネットワーク ループバックの許可
デバッガーの種類
Visual C++ デバッグ ランタイム ライブラリの配置
アプリをプロファイリングする
実行全体のプロファイリング データを収集することも、特定のシナリオのデータのみを収集することもできます。プロファイリングを開始し、実行のすべてまたは一部のデータを収集した後、プロファイリングを停止します。結果は、Visual Studio によって IDE のドキュメント ウィンドウに表示されます。
プロファイリングの実行全体のパフォーマンス データを収集する
アプリの起動から終了までをプロファイリングするには、以下を実行します。
プロファイラーを起動します。[パフォーマンス分析の開始] をクリックして (キーボードの場合は ALT + F2 キーを押して) アプリを起動し、プロファイリングを直ちに開始します。リモート デバッグ モニターの特権の昇格を受け入れる必要があります。
**アプリを操作します。**プロファイリングするアプリの一部を実行します。より正確な結果を取得するには、主要なシナリオを繰り返します。
プロファイリングを停止します。プロファイル ドキュメント ウィンドウで、[プロファイルの停止] をクリックします (キーボードの場合は CTL + ALT + F2 キーを押します)。プロファイラーによってデータが分析され、プロファイリング データの概要ビューが表示されます。
特定のシナリオのパフォーマンス データを収集する
アプリの特定のシナリオをプロファイリングするには、以下を実行します。
プロファイラーを起動します。[一時停止したパフォーマンス分析の開始] をクリックして (キーボードの場合は Ctrl + Alt + F2 キーを押して)、プロファイリングを中断した状態でアプリを起動します。リモート デバッグ モニターの特権の昇格を受け入れる必要があります。
プロファイリングを再開して中断します。関心のあるシナリオを開始する直前に、プロファイル ドキュメント ウィンドウで [プロファイリングを再開します] をクリックします。シナリオを実行し、[プロファイリングを一時停止します] をクリックしてデータ収集を停止します。中断と再開は何回でも実行できます。
より正確な結果を取得するには、主要なシナリオを繰り返します。
プロファイリングを停止します。プロファイル ドキュメント ウィンドウで、[プロファイルの停止] をクリックします (キーボードの場合は CTL + ALT + F2 キーを押します)。
プロファイリングの実行を停止すると、プロファイラーによってデータが分析され、プロファイリング データの概要ビューが IDE のドキュメント ウィンドウに表示されます。「Windows ストア アプリの Visual C++、Visual C#、および Visual Basic コードのパフォーマンス データの分析」を参照してください。
参照
概念
ローカル コンピューターでの Windows ストア アプリの Visual C++、Visual C#、および Visual Basic コードをプロファイリングする方法
Windows ストア アプリの Visual C++、Visual C#、および Visual Basic コードのパフォーマンス データの分析