チュートリアル: PowerPivot を使用した Excel での LightSwitch サービスの使用
このチュートリアルに従うと、Microsoft Excel 2010 を使用して、Visual Studio LightSwitch アプリケーションのデータを分析できます。 最初に、OpenData Protocol (OData) を使用してデータのフィードを作成します。OpenData Protocol (OData) は、Web に基づいた LightSwitch アプリケーションがそのデータを公開する方法を示すプロトコルです。 次に、Excel 2010 のアドインであり、OData の情報を解析可能な多くのアプリケーションの 1 つである PowerPivot でデータを開きます。
必須コンポーネント
このチュートリアルを完了するには、次の製品がインストールされている必要があります。
Visual Studio Professional 2012
Excel 2010
また、このチュートリアルでは、Vision Clinic サンプル アプリケーションを使用します。このサンプル アプリケーションは、「MSDN デベロッパー サンプル: コードから学習」からダウンロードするか、「チュートリアル: LightSwitch での Vision Clinic アプリケーションの作成」の手順に従って作成することができます。 または、Vision Clinic をアプリケーション名に置き換え、表示される PrescriptionContoso をデータ ソース名に置き換えて、独自の LightSwitch アプリケーションとして使用することもできます。
OData フィードを使用してデータを公開するには
ソリューション エクスプローラーで、[プロパティ] のショートカット メニューを開き、[開く] を選択します。
アプリケーション デザイナーが表示されます。
[アプリケーションの種類] タブの [クライアント] セクションで、[Web] オプション ボタンを選択します。
ApplicationData と PrescriptionContoso データ ソースのデータが OData フィードとして公開されます。
F5 キーを選択してアプリケーションを実行します。
Web ブラウザーのアドレス バーから URL の最初の部分をコピーします。 これは、https://localhost:#####/ の形式で表示され、##### は数値になります。
PowerPivot から OData のデータにアクセスするには
Excel 2010 のメニュー バーで、[PowerPivot]、[PowerPivot ウィンドウ] の順に選択します。
[PowerPivot for Excel] ウィンドウが表示されます。
メニュー バーで、[外部データの取り込み]、[データ フィードから] の順に選択します。
テーブルのインポート ウィザードが表示されます。
[接続の表示名] ボックスに、「Vision Clinic 製品」と入力します。
[データ フィード URL] ボックスに、前の手順でコピーした URL を入力して、PrescriptionContoso.svc を追加します。 入力内容は https://localhost:#####/PrescriptionContoso.svc のようになります。##### は数値になります。
ヒント
正しい URL が入力されたことを確認するには、[テスト接続] ボタンをクリックします。
[次へ] ボタンをクリックします。
[テーブルとビューの選択] ページで、[製品] チェック ボックスをオンにします。
[完了] ボタンを選択し、データがインポートされるまで待機し、[閉じる] ボタンをクリックします。
データが [PowerPivot] ウィンドウに表示され、そのデータを使用して PivotTable レポートおよび PivotChart レポートを作成できます。
次の手順
PowerPivot の詳細については、[PowerPivot] ウィンドウで F1 キーを押してヘルプを参照してください。