Visual Studio ALM のレポート可能フィールド参照
既定のフィールド セットは、リレーショナル ウェアハウス データベースまたはキューブに表示されます。 次の表は、Team Foundation Server の最新リリースに付属している既定のプロセス テンプレートで定義されたレポート可能フィールドをまとめたものです。 これらのフィールドは、Detail、Dimension、または Measure という reportable 属性値を取ります。 「レポート作成をサポートするための作業項目フィールドの追加および変更」を参照してください。
既定のプロセス テンプレートで定義されているフィールドの全一覧については、「Visual Studio ALM の作業項目フィールド参照」を参照してください。 チーム プロジェクトをアップグレードした場合は、これらのフィールドの一部を操作するために追加のタスクを実行しなければならない場合があります。 詳細については、「TFS アップグレード後の機能の構成」を参照してください。
Detail フィールド
Detail フィールドは、リレーショナル ウェアハウス データベースに書き込まれますが、キューブには書き込まれません。
フィールド名 |
説明 |
参照名 |
データ型 |
バックログ優先順位 |
バグ、プロダクト バックログ項目、またはタスクの相対的な優先順位を表す数値 (スクラム プロセス テンプレートのみ)。 |
Microsoft.VSTS.Common.BacklogPriority |
Double (倍精度浮動小数点型) |
更新日 |
テスト ケースまたは共有ステップが改訂された日付とタイム スタンプ。 注意 このフィールドは、作業項目フォームには含まれず、データが設定されることはありません。 |
System.RevisedDate |
DateTime |
Dimension フィールド
Dimension フィールドは、リレーショナル ウェアハウス データベースとキューブの両方に書き込まれます。
フィールド名 |
説明 |
参照名 |
データ型 |
承諾者 |
コード レビューの責任者の名前。 |
Microsoft.VSTS.CodeReview.AcceptedBy |
String |
承諾日 |
人がコード レビューに応答した日時。 |
Microsoft.VSTS.CodeReview.AcceptedDate |
DateTime |
アクティブ化した人 |
作業項目をアクティブ化または再アクティブ化したチーム メンバーの名前。 |
Microsoft.VSTS.Common.ActivatedBy |
String |
アクティブ化された日 |
作業項目がアクティブ化または再アクティブ化された日時。 |
Microsoft.VSTS.Common.ActivatedDate |
DateTime |
アクティビティ |
タスクを実行するために必要なアクティビティの種類。 |
Microsoft.VSTS.Common.Activity |
String |
区分パス |
作業項目を製品機能区分またはチーム区分に分類します。 この区分は、プロジェクト階層で有効なノードである必要があります。 |
System.AreaPath |
TreePath |
担当者 |
現在、作業項目を所有しているチーム メンバーの名前。 |
System.AssignedTo |
String |
自動化の状態 |
テスト ケースの状態。 次の値を指定できます。
|
Microsoft.VSTS.TCM.AutomationStatus |
String |
ブロック |
バグ、変更要求、要件、またはリスクの解決に向けた進展が見られないことを示します。 許容値は Yes と No です。 (CMMI プロセス テンプレートのみ) |
Microsoft.VSTS.CMMI.Blocked |
String |
変更者 |
最近作業項目を変更したチーム メンバーの名前。 |
System.ChangedBy |
String |
変更日 |
作業項目が変更された日時。 |
System.ChangedDate |
DateTime |
終了者 |
作業項目を終了した人物の名前。 |
Microsoft.VSTS.Common.ClosedBy |
String |
終了日 |
作業項目が終了した日時。 |
Microsoft.VSTS.Common.ClosedDate |
DateTime |
終了ステータス |
コード レビュー要求を終了するときにレビューアーが選択した状態。 この数値は、次のように、システムで格納され、データ ウェアハウスに書き込まれます。
|
Microsoft.VSTS.CodeReview.ClosedStatus |
String |
作成者 |
作業項目を作成したチーム メンバーの名前。 |
Microsoft.VSTS.Common.CreatedBy |
String |
作成日 |
作業項目が作成された日時。 |
Microsoft.VSTS.Common.CreatedDate |
DateTime |
期限 |
懸案事項の解決が予想される期限。 (アジャイル プロセス テンプレートのみ) |
Microsoft.VSTS.Scheduling.DueDate |
DateTime |
完了日 |
スケジュールに示されているタスクの完了予定日時。 |
Microsoft.VSTS.Scheduling.FinishDate |
DateTime |
発見されたビルド |
リビジョンとも呼ばれる、バグが発見された製品ビルド番号。 |
Microsoft.VSTS.Build.FoundIn |
String |
ID |
作業項目に割り当てられる一意の識別子。 作業項目 ID は、チーム プロジェクト コレクション内で定義されたすべてのチーム プロジェクトと作業項目を通して一意です。 |
System.Id |
整数 |
統合ビルド |
コードが組み込まれた、または、バグが修正された製品ビルド番号。 |
Microsoft.VSTS.Build.IntegrationBuild |
String |
懸案事項 |
共有ステップが予想結果に関連付けられていることを示します。 許容値は Yes と No です。 注意 このフィールドは、作業項目フォームには含まれず、データが設定されることはありません。 |
Microsoft.VSTS.Common.Issue |
String |
イテレーション パス |
名前付きスプリントまたは期間で作業項目を分類します。 このイテレーションは、プロジェクト階層で有効なノードである必要があります。 |
System.IterationPath |
TreePath |
優先度 |
業務に関連付けた場合のバグ、懸案事項、タスク、またはテスト ケースの主観的な評価。 次の値を指定できます。
|
Microsoft.VSTS.Common.Priority |
整数 |
評価 |
星の数に基づくランキング システムで、項目がレビューアーから受け取る星の数 (フィードバック応答)。 この数値は、次のように、システムで格納され、データ ウェアハウスに書き込まれます。
|
Microsoft.VSTS.Common.Rating |
String |
理由 |
作業項目が現在の状態にある理由。 値は、作業項目の状態と種類ごとに異なります。 テスト ケースまたは共有ステップでは、このフィールドは追跡されません。 |
System.Reason |
String |
解決者 |
バグまたはユーザー ストーリーを解決したチーム メンバーの名前。 |
Microsoft.VSTS.Common.ResolvedBy |
String |
解決日 |
バグまたはユーザー ストーリーが解決された日時。 |
Microsoft.VSTS.Common.ResolvedDate |
DateTime |
解決理由 |
バグが解決された理由 (修正済みなど)。 |
Microsoft.VSTS.Common.ResolvedReason |
String |
バージョン |
作業項目の履歴のリビジョンに割り当てられている番号。 |
System.Rev |
整数 |
リスク |
ユーザー ストーリーを正常に完了することを主観的に評価した場合の相対的な不確実性。 次の値を指定できます。
|
Microsoft.VSTS.Common.Risk |
String |
重大度 |
プロジェクトに対するバグ、懸案事項、またはリスクの影響の主観的な評価。 次の値を指定できます。
|
Microsoft.VSTS.Common.Severity |
String |
スタック順位 |
同じ種類の他の作業項目と比較した場合のユーザー ストーリー、タスク、懸案事項、またはバグの主観的な評価。 小さい数値が割り当てられている項目は、大きい数値を割り当てられている項目よりも前に修正する必要があります。 |
Microsoft.VSTS.Common.Rank |
Double (倍精度浮動小数点型) |
開始日 |
スケジュールに示されているタスクの開始予定日時。 |
Microsoft.VSTS.Scheduling.StartDate |
DateTime |
状態 |
作業項目の現在の状態。 有効値は、作業項目の種類ごとに異なります。 |
System.State |
String |
チーム プロジェクト |
この作業項目が属するチーム プロジェクト。 |
System.TeamProject |
String |
タイトル |
作業項目の内容をまとめた簡単な説明。ユーザーはこの説明を参考にして、作業項目をリスト内の他の作業項目と区別できます。 |
System.Title |
String |
作業項目の種類 |
作業項目の種類の名前。 |
System.WorkItemType |
String |
Measure フィールド
Measure フィールドは、データ ウェアハウスに書き込まれ、事前に計算された合計値が入力されます。
フィールド名 |
説明 |
参照名 |
データ型 |
ビジネス価値 |
同じ種類の他の項目と比較してプロダクト バックログ項目 (スクラム プロセス テンプレートのみ) または機能の相対的なビジネス価値を把握する主観的な測定単位。 大きい数値が割り当てられている項目は、小さい数値が割り当てられている項目よりもビジネス価値が高いと見なされる必要があります。 |
Microsoft.VSTS.Common.BusinessValue |
整数 |
実績作業 |
タスクに費やされた作業量の測定結果。 |
Microsoft.VSTS.Scheduling.CompletedWork |
Double (倍精度浮動小数点型) |
作業 |
プロダクト バックログ項目の履行に必要な作業量の相対的な評価。 (スクラム プロセス テンプレートのみ) |
Microsoft.VSTS.Scheduling.Effort |
Double (倍精度浮動小数点型) |
最初の見積もり |
タスクの完了に必要な作業量の測定結果。 |
Microsoft.VSTS.Scheduling.OriginalEstimate |
Double (倍精度浮動小数点型) |
残存作業 |
タスクの完了までの残りの作業量の測定結果。 |
Microsoft.VSTS.Scheduling.RemainingWork |
Double (倍精度浮動小数点型) |
サイズ |
要件の履行に必要な作業量の相対的な評価。 (CMMI プロセス テンプレートのみ) |
Microsoft.VSTS.Scheduling.Size |
Double (倍精度浮動小数点型) |
ストーリー ポイント |
ユーザー ストーリーのサイズを把握する主観的な測定単位。 ユーザー ストーリーに割り当てるポイントが大きいほど、実装に必要な作業量が多いということです。 (アジャイル プロセス テンプレートのみ) |
Microsoft.VSTS.Scheduling.StoryPoints |
Double (倍精度浮動小数点型) |