Team Foundation バージョン管理での分岐を使用したリスクの分離

 

発行: 2016年4月

5 人から 10 人を超えるスタッフがいるソフトウェア プロジェクトで作業する場合、チーム メンバーが一般的に直面する複数の課題について検討します。

  • グループには数個 (またはもっと多く) のさまざまな機能チームがあり、適切に分けられた一連の機能にそれぞれが取り組んでいます。 また、各チームは他のチームがビルトする機能にも依存しています。 こうした各チームで実行された作業によってもたらされる変更のリスクを分離する必要があります。さらに最終的には、すべての作業を 1 つの製品にマージする必要があります。

  • テスト チームには、テスト対象として安定したバージョンのコードが必要ですが、同時に、開発者の方では新機能の開発を続ける必要があります。こうした新機能によって製品が不安定になることもよくあります。

  • このソフトウェアには、以前のバージョンが 2 つと、進行中の最新バージョンが 1 つあります。 ほとんどの開発リソースを最新バージョンの方に割り当てている場合であっても、以前のバージョンをサポートすることが必要になり、場合によってはサービス パック、重要な修正、セキュリティ パッチなどの変更をリリースする必要が生じることもあります。

このセクションの内容

ここでは、Team Foundation バージョン管理に用意されている分岐ツールとマージ ツールについて説明します。これらのツールを使用すると、ソフトウェア プロジェクトで共同作業するユーザー グループが直面するこのような課題や他の課題に対処できます。

関連項目

Team Foundation バージョン管理コマンドの使用

関連項目

参照

計画的な分岐
Visual Studio TFS Branching Guide (Visual Studio TFS 分岐ガイド)