電話会議データ記憶域

トピックの最終更新日: 2009-01-16

Office Communications Server 2007 R2 は、会議の状態とプレゼンス データを異なるデータベースで管理します。データベースは、Standard Edition サーバーまたはエンタープライズ プールのバックエンド データベース サーバーに存在します。

電話会議データベースには、サーバーで現在構成されている各会議の情報が格納されます。この情報には、電話会議 ID、関連するセキュリティ キー、有効期限、およびユーザーの役割と権限が含まれます。電話会議データベースには、サーバーで実行中の各会議の情報も含まれます。このため、会議が失敗しても、状態をすぐに復元することができ、コンテンツを失わずに会議を再開できます。電話会議データベースは、ユーザー登録とプレゼンスの情報を含むデータベースの別のテーブルとして実装されます。

会議の状態とは異なり、会議コンテンツはバックエンド データベースには格納されません。会議コンテンツは、管理者が作成した専用のファイル共有に格納されます。Standard Edition 展開では、通常、このファイル共有は Standard Edition サーバーに作成されます。Enterprise Edition 展開では、通常、このファイル共有はフロントエンド サーバーとは別のコンピュータに作成されます。