Communicator Web Access のための IIS 7.0 のインストール
トピックの最終更新日: 2009-08-06
Communicator Web Access (2007 R2 リリース) を Windows Server 2008 が実行されているコンピューターにインストールする前に、インターネット インフォメーション サービス (IIS) 7.0 をインストールして構成する必要があります。IIS 7.0 と Communicator Web Access を連携させるには、Windows プロセス起動サービスをインストールしてから、IIS 7.0 をインストールして構成します。これらの作業について、以下の 2 つの手順で説明します。
IIS 7.0 のインストール後に、%SystemRoot%\Microsoft.NET\Framework64\V2.0.50727\Temporary ASP.NET Files というフォルダーが作成されていることを確認する必要があります。まれに、このフォルダーがセットアップ中に作成されないことがあります。このような場合、Communicator Web Access をインストールすることはできますが、作成した仮想サーバーに接続することはできず、代わりに次のようなエラー メッセージを受信します。"現在の ID (LS03\CWAService) には 'C:\Windows\Microsoft.NET\Framework64\v2.0.50727\Temporary ASP.NET Files' への書き込みのアクセス権がありません。"
Temporary ASP.NET Files フォルダーが存在しない場合は、このフォルダーを手動で作成し、IIS_IUSRS へのフル コントロールを割り当てる必要があります。
注: |
---|
IIS 7.0 の環境で Communicator Web Access を実行している場合は、仮想サーバーを作成した後、IIS のマネージ パイプライン モードを構成する必要があります。詳細については、「IIS 7.0 のマネージ パイプライン モードの構成」を参照してください。 |
Windows プロセス起動サービスを Windows 2008 が実行されているコンピューターにインストールするには
ローカルの Administrators グループのメンバーとして、コンピューターにログオンします。
サーバー マネージャーで、[機能] を展開し、[機能の追加] をクリックします。
機能の追加ウィザードの [機能の選択] ページで、[Windows プロセス起動サービス] を選択します。[プロセス モデル] および [.NET 環境] の両方が選択されていることを確認してから、[次へ] をクリックします。
[インストール オプションの確認] ページで、[インストール] をクリックします。
[インストールの結果] ページで [閉じる] をクリックして機能の追加ウィザードを終了します。
インターネット インフォメーション サービス 7.0 をインストールするには
Administrators グループのメンバーとしてコンピューターにログオンします。
サーバー マネージャーで、[役割] をクリックし、[役割の追加] をクリックします。
役割の追加ウィザードの [作業を始める前に] ページで [次へ] をクリックします。
[サーバーの役割の選択] ページで [Web サーバー (IIS)] を選択し、[次へ] をクリックします。
[役割サービスの選択] ページで、次の各項目が選択されていることを確認してから [次へ] をクリックします。
- [静的コンテンツ]
- [既定のドキュメント]
- [ディレクトリの参照]
- [HTTP エラー]
- [HTTP リダイレクト]
- [ASP.NET]
- [.NET 拡張機能]
- [Internet Server API (ISAPI) 拡張機能]
- [ISAPI フィルター]
- [HTTP ロギング機能]
- [ロギング ツール]
- [要求監視]
- [追跡]
- [基本認証]
- [Windows 認証]
- [要求のフィルタリング]
- [静的コンテンツ圧縮]
- [IIS 管理コンソール]
- [IIS 管理スクリプトおよびツール]
- [IIS と互換性のある管理]
- [IIS 6 メタベース互換]
- [IIS 6 WMI 互換性]
[インストール オプションの確認] ページで、[インストール] をクリックします。
[インストールの結果] ページで [閉じる] をクリックして、役割の追加ウィザードを終了します。