Communicator Web Access ユーザーの静的ルートの構成

トピックの最終更新日: 2009-01-23

Office Communications Server 2007 R2 では、会議への招待により、Web ブラウザを使用して電話会議に参加するオプションが、ユーザーに対して提供されます。このオプションを選択すると、ユーザーは Communicator Web Access クライアントを使用して会議に参加します。Communicator Web Access を使用すると、ユーザーの電話を公衆交換電話網 (PSTN) に接続することによって、ユーザーが電話会議のオーディオ部分に参加できます。これは、PSTN ダイヤルアウトと呼ばれます。電話会議でダイヤルイン電話会議がサポートされている場合は、Communicator Web Access によって、ダイヤルイン会議へのアクセス用の電話番号に対して PSTN ダイヤルアウトが開始され、ユーザーが電話会議の音声に追加されます。

公衆交換電話網 (PSTN) への通話をサポートするために必要な仲介サーバーとメディア ゲートウェイを展開し、Communicator Web Access ユーザーに対してエンタープライズ VoIP を有効にした場合は、Communicator Web Access ユーザーの電話会議をサポートするために追加の構成を行う必要はありません。ただし、エンタープライズ VoIP を展開していない場合は、静的ルートを構成して、Communicator Web Access ユーザーのダイヤルイン会議を有効にする必要があります。手順については、「Communicator Web Access の電話会議の構成」を参照してください。