早期メディアのサポート

トピックの最終更新日: 2008-12-19

早期メディアとは、呼び出し先が着信に応答する前に交換される音声とビデオのことです。発信者が生成する早期メディアには、対話型音声応答 (IVR) システムをアクティブ化するための音声コマンド、デュアルトーン多重周波数 (DTMF) トーンなどがあります。呼び出し先が生成する早期メディアには、リングバック トーン、アナウンス、入力要求などがあります。

Office Communications Server 2007 R2 では早期メディアのサポートが強化され、呼び出し先の携帯電話から生成されるリングバック トーンが発信者に聞こえるようになりました。これは、着信が 2 人のチーム メンバにルーティングされ、そのうち 1 人が自分の携帯電話も同時に呼び出すように構成しているチーム呼び出しのシナリオでも同様です。また、早期メディアのサポートが強化されたことで、Office Communications Server 2007 のように接続の後ではなく、呼び出しが行われている最中に通話の接続を確認できるようになりました。