Communicator Web Access の配布グループの構成
トピックの最終更新日: 2009-03-06
Communicator Web Access では、Active Directory の配布グループを連絡先として使用できます。これにより、配布グループのすべてのメンバにインスタント メッセージ (IM) を簡単に送信することができます。ユーザーは、グループの個々のメンバにメッセージを送信する代わりに、グループにメッセージを送信するだけで済みます。
Communicator Web Access では、配布グループ拡張もサポートされます。配布グループ拡張が有効になっている場合、ユーザーは配布グループを連絡先として使用することができます。さらに、配布グループのメンバシップ リストを "拡張" することもできます。これにより、配布グループのすべてのメンバと各メンバの連絡先情報およびステータス情報を表示できます。このため、配布グループをまとめて操作したり、配布グループの各メンバを個別に操作したりできます。
配布グループのサポートを有効にするには
配布グループ拡張はプール レベル (Enterprise Edition の場合) またはサーバー レベル (Standard Edition の場合) で構成され、構成された設定は Communicator Web Access と Office Communicator の両方に適用されます。配布グループ拡張は、Office Communications Server をインストールすると既定で有効になります。これらの設定を確認 (または必要に応じて変更) するには、次の操作を行います。
配布グループのサポートを有効にするには
Office Communications Server 管理ツールが実行されているコンピュータにログオンします。配布グループのサポートを有効にするには、Domain Administrators グループと RTCUniversalServerAdmins グループの両方のメンバである必要があります。
[スタート] ボタンをクリックし、[管理ツール] をポイントします。次に、[Office Communications Server 2007 R2] をクリックします。
コンソール ツリーで、[フォレスト] ノードを展開します。
次のいずれかの操作を行います。
- Office Communications Server Enterprise Edition を実行している場合は、[エンタープライズ プール] を展開し、Communicator Web Access がインストールされているプールを右クリックします。
- Office Communications Server Standard Edition を実行している場合は、[Standard Edition サーバー] を展開し、Communicator Web Access がインストールされているサーバーの名前を右クリックします。
[プロパティ] をクリックし、[Web コンポーネントのプロパティ] をクリックします。
[Web コンポーネントのプロパティ] ダイアログ ボックスの [アドレス帳] タブで、[配布グループの拡張を有効にする] がオンになっていること、および [最大グループ サイズ] ボックスに適切な値が入力されていることを確認します。
必要に応じて変更し、[OK] をクリックします。