エンタープライズ VoIP コンポーネント

トピックの最終更新日: 2009-05-07

Microsoft Office Communications Server 2007 R2 エンタープライズ VoIP は、マイクロソフトのソフトウェア技術が投入されたボイス オーバー IP (VoIP) ソリューションです。エンタープライズ VoIP は、SIP ベースおよびエンタープライズ レベルの IP テレフォニーの実装で、専用ハードウェアに依存しません。

サポートされているエンタープライズ VoIP の構成は次のとおりです。

• Office Communications Server と構内交換機 (PBX) の共存
  • メディア ゲートウェイを使用した Office Communications Server の統合と時分割多重 (TDM) PBX
• Office Communications Server のみ
  • 部門のシナリオ (組織内に PBX を備える。ただし、エンタープライズ VoIP とは統合しない)
  • 新規領域シナリオ (組織内の PBX は存在せず、エンタープライズ VoIP との統合も行わない。FAX およびその他のアナログサービスは除く)

公衆交換電話網 (PSTN) を操作するため、すべてのトポロジには次のいずれか 1 つが必要です。

• **基本的なメディア ゲートウェイ。**仲介サーバーが、メディア ゲートウェイから分離しています。
• **基本的なハイブリッド メディア ゲートウェイ。**仲介サーバーが、メディア ゲートウェイと共存しています。
• **高度なメディア ゲートウェイ。**仲介サーバー ロジックがゲートウェイに組み込まれおり、この構成のサポートが計画されています。
• **SIP トランキング。**IP-PSTN ゲートウェイではなく、1 つ以上の仲介サーバーおよび SIP トランキング サービス プロバイダが PSTN のサポートを提供します。SIP トランキングの詳細については、「音声の計画」を参照してください。

Microsoft Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング (UM) との統合によって、Office Communications Server エンタープライズ VoIP の展開に対して、着信応答、サブスクライバ アクセス、FAX サポート、自動応答サービスが提供されます。

エンタープライズ VoIP ソリューションを提供するパートナーの詳細については、Microsoft 統合コミュニケーション パートナーのページ (https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=125756) を参照してください。

メディア ゲートウェイを含む、エンタープライズ VoIP ハードウェア ソリューションを提供するパートナーの詳細については、https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=125757 を参照してください。