Communicator

トピックの最終更新日: 2009-01-26

Office Communicator 2007 R2 では、ファイアウォールの内側または外側から接続する組織内のユーザーに対し、インスタント メッセージング (IM)、拡張プレゼンス、テレフォニー、および会議の機能を提供します。このような機能に関する組織の要件を満たす方法を計画するときは、要件を満たすことができる Office Communicator 2007 の機能と、機能を有効にするために展開する必要があるサーバー コンポーネントを理解する必要があります。次の表に、クライアント ベースのアクセス要件と、それに対応する必要な Office Communications Server 2007 R2 サーバー コンポーネントを示します。

表 1. Office Communicator 2007 R2 の機能と必要なサーバーの役割

使用する機能 必要なサーバー コンポーネント

プレゼンスを発行および管理し、連絡先の検索と連絡先リストの管理を行い、組織内のユーザーとの 2 パーティまたはマルチパーティの IM セッションを実行します。

他にサーバーの役割は不要

IM セッションの実行および外部ユーザー (リモート ユーザー、フェデレーション パートナー、および MSN、AOL、Yahoo! などのパブリック IM プロバイダを含む) とプレゼンスを共有します。

アクセス エッジ サーバー

外部ユーザーとのマルチパーティの電話会議を開催します。

Web 会議エッジ サーバー

外部ユーザーとの 2 パーティまたはマルチパーティの音声ビデオ会議を実行します。

音声ビデオ会議エッジ サーバー

外部ユーザーとの 2 パーティまたはマルチパーティの音声ビデオ会議を実行します。

仲介サーバーと基本メディア ゲートウェイ、共存するメディア ゲートウェイ、または高度なメディア ゲートウェイ

- または -

SIP トランキング サービス プロバイダに接続している仲介サーバー

代理として着信に応答するスタッフ (代理人) を 1 人以上選択します。代理人は、Communicator ではなく、Office Communicator 2007 R2 Attendant を使用する必要があります。

他にサーバーの役割は不要

代理として着信に応答できるスタッフの連絡先グループを設定できます (チーム呼び出し)。

他にサーバーの役割は不要

電話会議の電話番号を Communicator 電話会議に追加します。これにより、招待者が任意の電話を使って電話会議にダイヤルインできるようになります (ダイヤルイン電話会議)。

統合コミュニケーション アプリケーション サーバー

Communicator を使用して応答グループを検索し、連絡します (ワークフローとも呼ばれ、指定されたエージェントのグループに着信通話をルーティングし、キューに配置します)。

統合コミュニケーション アプリケーション サーバー、Office Communications Server 2007 R2 の応答グループ サービス

コンピュータのデスクトップ全体を他の Communicator 参加者に表示します (デスクトップ共有)。

アプリケーション共有の電話会議サーバー