コマンド ラインを使用した Communicator Web Access のインストール

トピックの最終更新日: 2009-03-06

Communicator Web Access (2007 R2 リリース) は、コマンド プロンプトからインストールできます。これにより、スクリプトまたはバッチ ファイルを使用して、アプリケーションをインストールすることができます。この操作を行う前に、次のソフトウェアを対象サーバーにインストールしておく必要があります。

  • Microsoft Visual C++ (再頒布可能)
  • Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1 (.NET Framework をインストールした後でコンピュータを再起動する必要がある)
  • Office Communications Server のコア コンポーネント
  • SQL Server Native Client
  • Microsoft Unified Communications Managed API (再頒布可能)

これらのソフトウェアの中にインストールされていないものがあると、セットアップを進めることはできません。セットアップ ウィザードを使用して Communicator Web Access をインストールしている場合は、インストールされていないコンポーネントがウィザードによって検出され、それをインストールするオプションが表示されます。

このため、セットアップ ウィザードを使用する方が、より簡単に Communicator Web Access をインストールできます。ただし、これらのコンポーネントが既にインストールされている場合は、コマンド ラインで次の操作を実行して、Communicator Web Access をインストールできます。

コマンド プロンプトを使用して Communicator Web Access をインストールするには

  1. ローカル Administrators グループおよび Domain Admins グループの両方のメンバとして、Communicator Web Access スナップインをインストールするコンピュータにログオンします。

  2. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。

  3. [ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「cmd」と入力し、[OK] をクリックします。

  4. コマンド プロンプトで、Office Communications Server 2007 R2 CD の Setup\CWA フォルダのパスを入力し、Enter キーを押します。たとえば、CD ドライブが F ドライブの場合は、次のように入力します。

    cd f:\setup\cwa

  5. 次のコマンドを入力して、Communicator Web Access をインストールします。

    CWAMain.msi

    インストール プロセスのログ ファイルを作成する場合は、/lv スイッチを追加し、それに続いて、ログ ファイルのファイル パスを入力します。たとえば、ログ ファイルを C:\Logs\CWA_Install.txt という名前で保存する場合は、次のコマンドを使用します。

    CWAMain.msi /lv c:\logs\cwa_install.txt