Office Communicator の音声およびビデオの機能強化

トピックの最終更新日: 2009-01-22

Office Communicator 2007 R2 では、次の音声およびビデオ会話の機能が強化されています。そのため、Office Communicator を使用した音声会話またはビデオ会話のユーザー エクスペリエンスが向上しています。

  • ビデオ通話コントロール。ビデオ通話コントロールが更新され、使いやすくなりました。ビデオ通話中にビデオをダブルクリックすると、ビデオのサイズを自動的に全画面表示に変更することができます。
  • 高解像度ビデオおよびビデオ グラフィックス配列 (VGA) ビデオ。これまで Communicator でサポートされていたのは、解像度が 352 x 288 の共通中間形式 (CIF) のビデオ形式です。新しいリリースでは、Communicator ユーザーは、VGA 表示 (解像度 640 x 480、アスペクト比 4:3 の既定の形式) と高解像度表示 (解像度 1280 x 720、アスペクト比 16:9、ポリシーで有効にします) の両方を使用できます。ユーザーがビデオのサイズを選択すると、適切な形式が選択されます。ラージ モードでのビデオ形式は VGA です。全画面表示モードでのビデオ形式は高解像度表示です。
  • 会議室用のビデオ ポリシー設定。管理者は、新しいポリシー設定である EnableFullScreenVideoPreviewDisabled を適用することで、ビデオを全画面表示にすると同時に、すべての Office Communicator ビデオ通話のプレビューを無効にすることができます。通常、このポリシーは、会議室設定で使用します。
  • 呼び出しのセットアップ時間の短縮。早期メディア ネゴシエーションをサポートするプロトコルの実装が更新されたため、呼び出しのセットアップ時間と、呼び出しを確立する際の遅延が短縮されています。
  • 接続性の向上。SIP 信号チャネルが切断されても、ピアツーピア音声会話は切断されません。Office Communicator で信号チャネルの再確立を試みている間も、参加者は音声通話を続けることができます。
  • 音声およびビデオの品質インジケータ。[会話] ウィンドウの新しいインジケータは、音声通話やビデオ通話の品質に影響を及ぼす可能性のある状況 (ネットワーク状態の悪化、低帯域幅ネットワーク接続、特定デバイスからの音質の低下など) を示します。