Office Communicator の通話の委任

トピックの最終更新日: 2009-01-22

新しい着信転送オプションを使用すると、マネージャや役員は、代理で電話を受けるスタッフ (代理人) を 1 人以上選択できます。代理人とは、マネージャにかかってきた電話に応答できる連絡先のことです。マネージャの代理で電話をかけたり、電話を転送したりすることもできます。

Dd441336.note(ja-jp,office.13).gif注:
代理人がすべての通話委任機能を使用するには、Office Communicator ではなく、Office Communications Server 2007 R2 Attendant を使用する必要があります。

通話の委任を使用する

マネージャは、Office Communicator の [着信の転送設定] ダイアログ ボックスで代理人を指定します。

マネージャは、次のように着信の転送設定を構成できます。

  • すべての着信をマネージャと代理人に同時に送信する。
  • すべての着信を代理人のリストに送信する。
  • 複数の連絡先を代理人のリストに追加する。

マネージャの代理人に指定されたスタッフは、マネージャの代理で電話をかけることができます。

通話の委任を使用するときは、通話がどのように処理されているかを関係者全員が把握できるようにすることが重要です。次の機能は、だれが電話を受けるかを、発信者、スタッフ、およびマネージャが確認するうえで役立ちます。

  • 発信者が Office Communicator を使用してマネージャに連絡しようとすると、マネージャと代理人を呼び出していることが状態領域に示されます。このため、発信者は、代理人が呼び出しに応答する可能性があることがわかります。
  • 代理人が呼び出しに応答すると、発信者の名簿には、呼び出しに応答した代理人の名前と、だれの代理で応答したかが表示されます。
  • 代理人が呼び出しに応答すると、マネージャと他の代理人は、だれが呼び出しに応答したかがわかります。

代理人が設定されると、[会話] ウィンドウの [転送] メニューにマネージャの代理人のリストが表示されるので、マネージャは、呼び出しをスタッフに簡単に転送して応答させることができます。