DNS および LDAP トラフィックの確認
トピックの最終更新日: 2009-01-25
Communicator Web Access (2007 R2 リリース) サーバー配列のサーバーごとに、次のテストを実施する必要があります。最初のテスト (ドメイン ネーム システム (DNS)/ライトウェイト ディレクトリ アクセス プロトコル (LDAP) トラフィックの検証) では、ネットワーク接続を検証できます。2 番目のテストでは、サーバーが Active Directory にバインドできるかどうかを検証します。この 2 番目のテストでは Ldp.exe というプログラムを使用する必要があります。Ldp.exe をインストールする手順は、Communicator Web Access サーバーで Windows Server 2008 と Windows Server 2003 のどちらが実行されているかによって異なります。
DNS/LDAP トラフィックを確認するには
配列の最初の Communicator Web Access サーバーに、Domain Admins グループのメンバとしてログオンします。
グローバル カタログ サーバーに対して IP アドレスで Ping を正常に実行できることを確認します。次のようなコマンドを使用します。
ping 192.168.1.1
グローバル カタログ サーバーの IP アドレスに対して ping –a コマンドを実行したときに、正しい応答 (適切な DNS 名前解決など) が得られるかどうかを確認します。次のようなコマンドを使用します。
ping 192.168.1.1 -a
Ldp.exe を使用して、グローバル カタログ サーバーの Active Directory に正常に接続できることを確認します。Ldp.exe をインストールして実行するには、次の 2 つの手順を使用します。Ldp.exe が終了したら、配列の次の Communicator Web Access サーバーについてこれらの手順を繰り返します。
Windows Server 2008 に Ldp.exe をインストールするには
サーバー マネージャで、[機能の追加] をクリックします。
機能の追加ウィザードの [機能の選択] ページで、[リモート サーバー管理ツール] を展開し、[Active Directory ライトウェイト ディレクトリ サービス ツール] を選択します。[次へ] をクリックします。
[インストール オプションの確認] ページで、[インストール] をクリックします。
[インストールの結果] ページで、[閉じる] をクリックします。
Windows Server 2003 に Ldp.exe をインストールするには
Windows Server 2003 CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
Windows の再インストールを求めるメッセージが表示されたら、[いいえ] をクリックします。
[ようこそ] 画面で、[追加のタスクを実行する] をクリックし、[この CD を参照する] をクリックします。
\Support\Tools フォルダで、Suptools.msi をダブルクリックします。
[インストール オプションの確認] ページで、[インストール] をクリックします。
[インストールの結果] ページで、[閉じる] をクリックします。
Ldp.exe を使用して Active Directory に接続するには
[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。[ファイル名を指定して実行] ダイアログ ボックスで、「ldp」と入力し、[OK] をクリックします。
Ldp.exe で [接続] をクリックし、[接続] をクリックします。
[接続] ダイアログ ボックスの [サーバー] ボックスに、グローバル カタログ サーバーの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を入力し (gcserver.contoso.com など)、[OK] をクリックします。
[接続] をクリックし、[バインド] をクリックします。
[バインド] ダイアログ ボックスで、[現在のログオン ユーザーとしてバインド] をクリックし、[OK] をクリックします。
[表示] をクリックし、[ツリー] をクリックします。
[ツリー表示] ダイアログ ボックスで、[OK] をクリックします。
Ldp.exe ウィンドウの左側のウィンドウに、Active Directory コンテナが表示されていることを確認します。