プールへのサーバーの追加

トピックの最終更新日: 2009-04-28

プールを構成したら、そのプールにサーバーを追加する必要があります。サーバーをプールに追加する前に、「Office Communications Server のインフラストラクチャ要件」に記載されている要件を満たしていることを確認してください。特定のサーバーの役割にのみ適用される要件もあります。1 台の物理コンピュータ上に配置できるサーバーの役割の表については、「サポートされているサーバーの役割の共存」を参照してください。

サーバーの追加

Office Communications Server 2007 R2 を統合トポロジに追加する場合は、すべてのサーバーの役割を同じサーバーにインストールしてアクティブ化します。

Dd441362.important(ja-jp,office.13).gif重要:
Windows ファイアウォールを使用する予定がある場合は、Office Communications Server 2007 R2 のインストールとアクティブ化を実行する前に、Windows ファイアウォールを有効にして構成することを強くお勧めします。Office Communications Server のインストール時に Windows ファイアウォールが実行されていると、アクティブ化プロセスによって Office Communications Server に必要な例外が自動的に追加されます。Office Communications Server のインストール時に Windows ファイアウォールが実行されていない場合は、インストール後に Windows ファイアウォールを開始してから、アクティブ化手順を実行して、必要な例外を追加する必要があります。または、必要な例外を Windows ファイアウォールに手動で追加することもできます。例外を特定するには、インストール ログで "ファイアウォール例外" という語句を検索してください。

Enterprise Edition サーバーを集中構成でインストールしてアクティブ化するには

  1. すべてのサーバーの役割をインストールする Office Communications Server に、Administrators グループ、DomainAdmins グループ、および RTCUniversalServerAdmins グループのメンバとしてログオンします。

  2. 次のいずれかの操作を行います。

    • Microsoft Office Communications Server の CD を挿入し、[Enterprise Edition] をクリックします。
    • ネットワーク共有からインストールする場合は、ネットワーク共有の \setup\amd64 フォルダに移動し、setupEE.exe をダブルクリックします。
  3. 展開ツールで、[Enterprise Edition サーバーをプールに追加] をクリックします。

  4. [サーバーをプールに追加] で [実行] をクリックします。

  5. [プールへのサーバー追加ウィザードへようこそ] ページで [次へ] をクリックします。

  6. 使用許諾契約書の内容を確認し、[使用許諾契約書に同意します] をクリックして、[次へ] をクリックします。

  7. [サーバー ファイルの場所] ページで、次のいずれかの操作を行います。

    • 既定の場所にファイルをインストールするには、[次へ] をクリックします。
    • ファイルを別の場所にインストールするには、[参照] をクリックし、ファイルをインストールする場所を指定して、[次へ] をクリックします。
  8. [コンポーネントのインストール準備完了] ページで、インストール場所を確認し、[次へ] をクリックします。

    Dd441362.note(ja-jp,office.13).gif注:
    フロントエンド サーバー、Web コンポーネント サーバー、Web 会議サーバー、音声ビデオ会議サーバー、アプリケーション共有会議サーバー、および 4 つの新しい統合コミュニケーション アプリケーションがインストールされます。
  9. [プールの選択] ページで、作成済みのプールを選択し、[次へ] をクリックします。

  10. [メイン サービス アカウントの選択] ページで、このサーバー上のコア Office Communications Server サービスの実行に使用する新規または既存のサービス アカウント名を入力し、アカウントのパスワードを入力して、[次へ] をクリックします。

    Dd441362.note(ja-jp,office.13).gif注:
    既定のアカウントは RTCService です。新しいアカウントを設定する場合は、組織の Active Directory パスワード要件を満たす複雑なパスワードを使用するようにします。
  11. [コンポーネント サービス アカウントの選択] ページで、このサーバー上の音声ビデオ会議サーバー コンポーネントおよび Web 会議サーバー コンポーネントの実行に使用する新規または既存のサービス アカウント名を入力し、そのアカウントのパスワードを入力して、[次へ] をクリックします。

    Dd441362.note(ja-jp,office.13).gif注:
    既定のアカウントは RTCComponentService です。新しいアカウントを設定する場合は、組織の Active Directory パスワード要件を満たす複雑なパスワードを使用するようにします。
  12. [ゲスト アカウントの選択] ページで、匿名ユーザーおよび外部ユーザーが Web 会議コンテンツにアクセスできるようにインターネット インフォメーション サービス (IIS) で使用する新規または既存のアカウント名を入力し、そのアカウントのパスワードを入力してから、[次へ] をクリックします。

    Dd441362.note(ja-jp,office.13).gif注:
    既定のアカウントは RTCGuestAccessUser です。新しいアカウントを設定する場合は、組織の Active Directory パスワード要件を満たす複雑なパスワードを使用するようにします。
  13. 構成済みの設定を確認し、[次へ] をクリックします。

  14. ウィザードが完了したら、[[完了] をクリックしたらログを表示する] チェック ボックスをオンにして、[完了] をクリックします。

  15. ログで、各タスクの [実行結果] 列に "成功" と表示されていることを確認し、ログ ウィンドウを閉じます。

Dd441362.note(ja-jp,office.13).gif注:
Windows Media フォーマット ランタイムをまだインストールしていないコンピュータにサーバーを追加した場合は、セットアップによって自動的にランタイムがインストールされます。ランタイムがインストールされると、コンピュータの再起動を要求するメッセージが表示される場合があります。メッセージが表示されたら、すぐにコンピュータを再起動して、インストールを再実行する必要があります。

以上で、証明書を構成する準備が整いました。