ディレクタ

トピックの最終更新日: 2009-03-10

ディレクタは、Standard Edition または Enterprise Edition サーバーの特別な構成モードであり、ユーザーは所属していません。ディレクタは、企業ファイアウォールの外から接続するエンタープライズ ユーザーを認証し、これらのユーザーをそのユーザーのホーム プールにルーティングするために使用します。仕様により、エッジ サーバーは Active Directory と通信しません。このため、認証のためにエッジ サーバーとディレクタをエンタープライズ ネットワーク内にペアで構成することにより、攻撃者がリモート ユーザーを装う分散型インターネット攻撃から守るのに役立ちます。ディレクタで認証が失敗すると、認証されていないトラフィックは停止され、内部のホーム サーバーに到達する前に削除されます。

ベスト プラクティス

  • エッジ サーバーの内部次ホップ サーバーとしてディレクタを展開します。
  • ディレクタを専用のコンピュータに展開します (Standard Edition サーバーを使用できます)。
  • ディレクタを、外部ユーザーからの SIP トラフィックに対する最初の認証ポイントとして構成します。
  • セキュリティ監査のために、すべての外部ユーザー トラフィックを監視するようにディレクタを構成します。