Office Communications Server 2007 R2 におけるゲートウェイからの通話の制限

トピックの最終更新日: 2009-03-09

各ゲートウェイには、着信の最大失敗回数が構成されています。この最大失敗回数に達すると、ゲートウェイへのトラフィックが制限されます。既定の最大回数は 10 ですが、Windows Management Instrumentation (WMI) スクリプトを使用して、この既定値を変更できます。着信の試行回数を制限することで、着信回線を不通にするための悪意のある活動を妨げることができます。

特定の着信のルーティングは、1 つのゲートウェイに対して 1 回しか試行できません。特定のルートに使用されるすべてのゲートウェイが使用不可としてマークされている場合、サーバーは着信を拒否し、クライアントに通知します。ゲートウェイを、一定の時間選択ロジックから削除するように構成することもできます。応答しないゲートウェイが使用可能なゲートウェイのリストから削除される時間は、60 分間を限度として設定できます。その間、サーバーは繰り返し応答を得ようとします。応答が得られると、サーバーはそのゲートウェイを使用可能なゲートウェイのリストに戻します。