PKI、証明書、および SSL の使用

トピックの最終更新日: 2009-03-09

Communicator Web Access および Office Communications Server 2007 R2 では、セキュリティを確保するために証明書を必要とします。Communicator Web Access は、既存の PKI から発行された証明書を使用できます。内部 CA または外部 CA (パブリック CA またはサードパーティ CA とも呼ばれる) から発行された証明書を使用できます。外部のサーバーについては、外部のパブリック CA から発行された証明書を使用することをお勧めします。パブリック CA は、Windows オペレーティング システムおよびその他の一般的なクライアント オペレーティング システムによって、既定で信頼されています。パブリック CA を使用することにより、Communicator Web Access サイトにユーザーがアクセスしたときに、クライアント コンピュータにセキュリティ関連のメッセージが表示されなくなります。Communicator Web Access の場合は、通常、リバース プロキシの背後にパブリック CA を配置する必要があります。リバース プロキシは、パブリック CA の証明書を送信します。一方、Communicator Web Access サーバーは、内部で生成された証明書を使用できます。

Communicator Web Access での証明書の使用

Communicator Web Access には、次の 2 つの証明書が必要です。

  • Office Communications Server 2007 R2 フロントエンドとの通信用の MTLS 証明書
  • クライアント通信用の HTTPS/SSL 証明書

いずれの場合も、Microsoft の内部 CA またはサードパーティ CA から発行された証明書を使用できます。