RoundTable デバイスの構成

トピックの最終更新日: 2009-04-01

このトピックでは、RoundTable デバイスに新しい設定を適用する方法について説明します。

開始する前に、サポートされている Office InfoPath のバージョン (Office InfoPath 2003 または Office InfoPath 2007) がインストールされていることを確認してください。

  1. %ProgramFiles%\Microsoft RoundTable\DeviceManagement\ ディレクトリで、DeviceConfig.xsn をダブルクリックして InfoPath フォームを開きます。次の図は、このフォームのセクションを示します。

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  2. 固有のインストールに合うように設定を変更した後、構成を (たとえば、RTConfig.xml などとして) RTManage.exe と同じディレクトリに保存します。この手順の後のセクションで、InfoPath 構成フォームについて詳しく説明します。

  3. コマンド プロンプトを開き、%ProgramFiles%\Microsoft RoundTable\DeviceManagement\ ディレクトリに移動し、コマンド ラインに次のように入力します。

    Rtmanage.exe -m:img -i:config -f:RTConfig.xml
    
  4. このコマンドを実行して、XML 解析エラーをチェックします。

    Rtmanage.exe -m:cfg -q:cfgparseresult
    
  5. エラーが見つからなければ、次のステップに進みます。エラーが見つかった場合は、エラーを修正し、ステップ 3. から繰り返します。

  6. 次のコマンド ラインを実行して、デバイスを再起動します。

    Rtmanage.exe -m:cfg -r
    

次の表で、InfoPath 構成ユーザー インターフェイスで実行できる構成の変更について詳しく説明します。

部屋の設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

部屋の名前

会議室のテキストによる説明 (最大 63 文字)。

(空の文字列)

部屋のサイズ

会議室のおおよその座席数。次の 3 つのオプションがあります。

1 ~ 6 人 (小)

7 ~ 11 人 (中)

12 人以上 (大)

7 ~ 11 人 (中)

テーブルのサイズ

会議室のテーブルのおおよそのサイズ。次の 3 つのオプションがあります。

5 フィート (1.52 m) の円卓

10 フィート x 5 フィート (3.05 m x 1.52 m)

20 フィート x 5 フィート (6.10 m x 1.52 m)

10 フィート x 5 フィート (3.05 m x 1.52 m)

照明

会議室の照明の明るさに関する指定。次の 3 つのオプションがあります。

標準

暗い

明るい

標準

メモ 1:、メモ 2:、メモ 3:

管理者がデバイスをマークするのに使用できるカスタム フィールド (各フィールドで最大 63 文字)。

(空の文字列)

ファームウェアでは、現在、部屋のサイズの値と照明の値は使用されません。

ネットワーク設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

デバイス名

デバイスのわかりやすい名前 (最大 63 文字)。診断ログでデバイスをマークするのに使用されます。これは、デバイスのホスト名ではありません。

(空の文字列)

DHCP 有効

動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を有効にするかどうかを指定します。オプションをオンにするか (DHCP が有効)、オフにします (DHCP が無効)。

このフィールドをオンにすることは、DefaultConfig.xml の DHCPEnabled 属性に対し、値として "true" を指定することと同等です。オフにすることは、DHCPEnabled 属性に値として "false" を指定することと同等です。

オン

IP アドレス

DHCP が無効の場合、xxx.xxx.xxx 形式で IP アドレスを入力します。

(空の文字列)

サブネット マスク

DHCP が無効の場合、xxx.xxx.xxx 形式でサブネット マスクを入力します。

(空の文字列)

デフォルト ゲートウェイ

DHCP が無効の場合、xxx.xxx.xxx 形式でデフォルト ゲートウェイの IP アドレスを入力します。

(空の文字列)

優先 DNS サーバー

DHCP が無効の場合、xxx.xxx.xxx 形式で優先 DNS サーバーの IP アドレスを入力します。

(空の文字列)

代替 DNS サーバー

DHCP が無効の場合、xxx.xxx.xxx 形式で代替 DNS サーバーの IP アドレスを入力します。

(空の文字列)

時間の設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

タイム ゾーン

デバイスのタイム ゾーン

デバイスが販売されている国のタイム ゾーンに設定します。米国およびカナダで販売されているデバイスの場合、既定のタイム ゾーンは東部標準時です。

自動的に夏時間の調整をする

オンまたはオフ

予約済み。

オン

LCD ディスプレイの設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

表示言語

ポルトガル語 (ブラジル)

オランダ語

英語

フランス語

ドイツ語

イタリア語

日本語

韓国語

簡体字中国語

スペイン語

繁体字中国語

米国およびカナダ - 英語

英国 - 英語

オーストラリア - 英語

ドイツ - ドイツ語

オランダ - オランダ語

インド - 英語

フランス - フランス語

イタリア - イタリア語

スペイン - スペイン語

日本 - 日本語

スクリーン セーバーのテキスト

予約済み。

(空の文字列)

テレフォニー設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

電話番号

RoundTable デバイスの電話番号。

(空の文字列)

フラッシュのタイミング

10 ミリ秒から 990 ミリ秒 (10 ミリ秒単位で増加)。

対象の国が推奨する法令順守機関の既定の設定

オーストラリア - 100 ミリ秒

カナダ - 700 ミリ秒

フランス - 100 ミリ秒

ドイツ - 100 ミリ秒

インド - 300 ミリ秒

イタリア - 100 ミリ秒

日本 - 700 ミリ秒

オランダ - 100 ミリ秒

スペイン - 100 ミリ秒

英国 - 100 ミリ秒

米国 - 700 ミリ秒

発信時に発信音を無視する

オンまたはオフ

予約済み。

オフ

事前プログラム済みの短縮ダイヤル

フィールド 説明 出荷時の既定値

名前

短縮ダイヤルの番号の短い名前 (最大 63 文字)。

(空の文字列)

番号

電話番号 (最大 63 文字)。

(空の文字列)

既定では、フォームに 1 つの短縮ダイヤル エントリが表示されます。フォームを使用して、4 つの短縮ダイヤルを追加およびプログラムできます。

ソフトウェアの更新の設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

イメージ更新サーバーを使用して自動的に更新

オンまたはオフ。オンの場合、イメージの自動更新が有効になります。

オン

構成ファイルを自動更新から除外

オンまたはオフ。オンの場合、構成ファイルが自動更新から除外されます。

オフ

更新時間

30 分間隔の時刻。

ローカル時間の午前 3:30

更新間隔

毎日

毎週日曜日

毎週月曜日

毎週火曜日

毎週水曜日

毎週木曜日

毎週金曜日

毎週土曜日

毎日

サーバー

更新サーバーの名前。

Ucupdates

ポート

デバイスとサーバーとの通信用ポート。

80

Uniform Resource Identifier パス

通信するサーバーの URI パス。

(空の文字列)

ログの設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

サーバーにログを送信する

オンまたはオフ。オンにすると、診断ログ データがサーバーに送信されます。

オン

アップロード時刻

30 分間隔の時刻。

ローカル時間の午前 3:00

更新間隔

毎時間

毎日

毎週日曜日

毎週月曜日

毎週火曜日

毎週水曜日

毎週木曜日

毎週金曜日

毎週土曜日

毎時間

メモリの最大ログ サイズ

ログ用に予約するメモリの構成可能なサイズ。これは 1024 KB のままに設定しておくことをお勧めします。

1024 KB

サーバー

更新サーバーの名前。

Ucupdates

ポート

デバイスとサーバーとの通信用ポート。

80

Uniform Resource Identifier パス

通信するサーバーの URI パス。

(空の文字列)

電源管理の設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

LCD バックライトをオフにする

アクティビティがない場合、何分後にデバイスの LCD バックライトをオフにするかを指定します。

1 分後

5 分後

10 分後

20 分後

30 分後

45 分後

60 分後

120 分後

180 分後

240 分後

300 分後

5 分後

詳細設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

アクティブ スピーカー検出アルゴリズム

デバイスは、音声のみを使用して、または音声とビデオの両方を使用して現在のスピーカーを検出します。オプションは次のとおりです。

音声のみ使用

音声とビデオを使用

音声とビデオを使用

アクティブ スピーカーのスイッチング周波数

予約済み。

既定値

ホワイト バランス設定

自動または手動。

自動

照明の温度

ホワイト バランス設定が手動の場合、照明の温度が使用されます。

電球 - 2800 K

冷白色蛍光灯 - 4100 K

日光/太陽光 - 6500 K

該当なし

照明の周波数

照明の周波数は次の値に設定できます。

自動

50 Hz

60 Hz

照明の周波数設定は、適切なビデオの品質を確保するために、展開場所の AC 電源の周波数に一致させる必要があります。自動に設定した場合、デバイスは電源ソースから周波数を検出しようとします。検出時の回路の相違が原因で、自動検出の結果が異なる場合があります。

オーストラリア - 50 Hz

カナダ - 60 Hz

フランス - 50 Hz

ドイツ - 50 Hz

インド - 50 Hz

イタリア - 50 Hz

日本 * - 自動

オランダ - 50 Hz

スペイン - 50 Hz

英国 - 50 Hz

米国 - 60 Hz

* 日本での展開では、その場所で AC 電源の周波数を確認し、それに応じて照明の周波数を設定する必要があります。

デバッグの設定

フィールド 説明 出荷時の既定値

自動デバッグ ログ

詳細音声デバッグ ログを有効にします。オンまたはオフ。

オフ

ビデオ デバッグ ログ

詳細ビデオ デバッグ ログのオン/オフを切り替えます。

オンまたはオフ。

オフ

システム デバッグ ログ

詳細システム デバッグ ログのオン/オフを切り替えます。オンまたはオフ。

オフ