レジストリ キー

トピックの最終更新日: 2009-03-31

このトピックでは、Live Meeting 2007 で使用されるレジストリ キー、および Live Meeting 2007 と Office Communicator 2007 R2 の間で共有されるレジストリ キーについて説明します。

Live Meeting 2007 のレジストリ キー

次の表に、Live Meeting で使用されるレジストリ キーの一覧を示します。

Office Live Meeting で使用されるレジストリ キー

レジストリ キー 説明

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\ Live Meeting\8.0\ProductCode

クライアント コンピュータのレジストリで、Office Live Meeting のバージョンを表す文字列値です。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\ Live Meeting\8.0\Lockdown

アップグレードの通知を無効にします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\ LiveMeeting\AllowAnonymousServerJoin

ユーザーが Office Communications Server ミーティングに匿名ユーザーとして参加することを防ぎます。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\ LiveMeeting\AllowServiceJoin

Office Live Meeting サービスでホストされるミーティングに、ユーザーが参加できないようにします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\ Windows\Installer\DisableUserInstalls

ユーザーによるインストールを無効にします。

HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Policies\Microsoft\ LiveMeeting\MaxAudioVideoBitrate

音声とビデオの最大帯域幅を指定します。1

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Console\Version 8.0\Attendee\MediaPortRangeMin

クライアントが参加者モードで実行されるときに使用される UDP/TCP ポートの範囲の最小値を指定します。2

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Console\Version 8.0\Attendee\MediaPortRangeMax

クライアントが参加者モードで実行されるときに使用される UDP/TCP ポートの範囲の最大値を指定します。2

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Console\Version 8.0\Presenter\MediaPortRangeMin

クライアントが発表者モードで実行されるときに使用される UDP/TCP ポートの範囲の最小値を指定します。2

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Console\Version 8.0\Presenter\MediaPortRangeMax

クライアントが発表者モードで実行されるときに使用される UDP/TCP ポートの範囲の最大値を指定します。2

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Preferences\Server\ServerAudioProviderName

Office Communications Server 2007 R2 で電話会議プロバイダ (ACP) を使用する場合に、ACP の URL を指定します。クライアント音声設定の ACP プロバイダ名フィールドには、このキーの値が自動的に設定されます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Preferences\Server\ServerAudioProviderAccount

ACP を使用する場合に、ACP の URL を指定します。クライアント音声設定の ACP プロバイダ アカウント フィールドには、このキーの値が自動的に設定されます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Preferences\Server\ServerTollFreeNumber

ACP を使用する場合に、ACP の無料電話番号を +1-8665006738 という形式で指定します。クライアント音声設定の ACP 無料電話番号フィールドには、このキーの値が自動的に設定されます。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Live Meeting\Preferences\Server\ServerTollNumber

ACP を使用する場合に、ACP の有料電話番号を +1-2034808000 という形式で指定します。クライアント音声設定の ACP 有料電話番号フィールドには、このキーの値が自動的に設定されます。

[HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Tracing\uccp\ LiveMeeting]

"EnableFileTracing"= DWORD:00000001

"Tracing"= DWORD:00000001

クライアント側のログ収集を有効にします。これにより、詳細ログが %USERPROFILE%\tracing\ ディレクトリに作成されます (ファイル名: LiveMeeting-uccp-*.log)。クライアント側のログ収集は %TEMP% ディレクトリの既定のログ収集 (ファイル名: pwconsole-debug*.txt) を補完するものです。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\12.0\ Outlook\Options\ConflictMsgCls

"IPM.Appointment.Live Meeting Request"= DWORD:00000004

2007 Microsoft Office システムと Exchange Server 2007 を実行している場合に、Outlook 用会議アドインのユーザーに表示される競合エラーを最小限に抑えます。状況によっては、ユーザーが Live Meeting の予定を作成または変更するだけで、別の予定との競合を示す Outlook エラー メッセージが表示されることがあります。

1 選択されたビット レートには、メイン ビデオとパノラマ ビデオの両方の転送量が考慮されている必要があります。したがって、Office Communicator の対応する設定値より大きい値である必要があります。この設定は、音声とビデオのトラフィックに適用されます。アプリケーション共有に関連するデータ トラフィックには適用されません。

2 既定の UDP/TCP ポート範囲は 1024 ~ 65535 です。既定では、これらのレジストリ キーはいずれも設定されていません。この設定を有効にするには、参加者モードと発表者モードの両方の値の設定が必要です。

Office Communicator と共有する Live Meeting レジストリ キー

次の表にリストされているレジストリ キーは、Office Live Meeting クライアントと Office Communicator 2007 R2 間で共有されます。いずれかのクライアントをインストールすると、以下のレジストリ キーが作成され、どちらのクライアントでも使用できるようになります。ユーザーが、一方のクライアントで自分のアカウント情報を手動で変更した場合、もう一方のクライアントでもアカウント情報が変更されます。

ユーザーに対して各自のアカウント設定を手動で入力するよう要求する代わりに、管理者がクライアントの展開時にこれらのレジストリ キーを構成することもできます。管理者がレジストリ キーを構成しない場合は、アカウント設定の入力方法をユーザーに指示する必要があります。

Office Communicator と Office Live Meeting クライアント間で共有されるレジストリ キー

レジストリ キー 説明

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Shared\UcClient\ServerAddressExternal

外部ファイアウォール外から接続する場合に、フェデレーションからの連絡先により使用されるサーバー名または IP アドレスを指定します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Shared\UcClient\ServerAddressInternal

組織のファイアウォール内から接続する場合に、クライアントにより使用されるサーバー名または IP アドレスを指定します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Shared\UcClient\ServerSipUri

クライアント (Office Live Meeting への接続時)、Microsoft Office Outlook 用会議アドイン、および Office Communicator の "サインイン名" で使用される SIP URI を指定します。

HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Shared\UcClient\Transport

クライアントが使用するネットワーク プロトコルを定義します。伝送制御プロトコル (TCP) またはトランスポート層セキュリティ (TLS) を指定します。