Web Service Provider を使用するための Office Communications Server ユーザーの有効化

トピックの最終更新日: 2009-05-13

Outlook Live ユーザーが Web Service Provider を使用して IM およびプレゼンス情報にアクセスするには、各ユーザーが Office Communications Server で有効になっている必要があります。 そのためには、Office Communications Server 管理者が Active Directory ユーザーとコンピュータ管理ツールを使用している必要があります。 Office Communications Server ユーザーを有効にするために管理者が使用する必要のある機能は、Active Directory ユーザーとコンピュータ スナップインで提供されています。ただし、Office Communications Server 2007 R2 管理ツールがコンピュータにインストールされている場合に限ります。

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既定では、管理ツールはインストールされていません。 Office Communications Server 管理者は、Office Communications Server 2007 R2 のセットアップで適切なセットアップ オプションを選択して、ツールをインストールする必要があります。 インストール手順については、次の場所にある「Installing and Using Administrative Tools (管理ツールのインストールと使用)」を参照してください。 https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=150619

Office Communications Server ユーザーを有効にするには

  1. サーバーに、RTCUniversalUserAdmins グループのメンバまたは同等のユーザー権限を持つアカウントとしてログオンします。 サーバーは、Active Directory ドメインのメンバであり、Office Communications Server 2007 R2 管理ツールがインストールされている必要があります。

  2. [スタート] ボタン、[すべてのプログラム]、[管理ツール]、[Active Directory ユーザーとコンピュータ] の順にクリックします。

  3. Users フォルダを展開し、有効にするユーザーを見つけます。

  4. 選択したユーザーを右クリックし、[ユーザーを Communications Server に対して有効にする] を選択して Office Communications Server ユーザーの有効化ウィザードを開始します。

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  5. [次へ] をクリックします。

  6. ユーザーを割り当てる Standard Edition サーバーまたはエンタープライズ プールを選択し、[次へ] をクリックします。

  7. 4 つのオプションの 1 つを選択してユーザーの SIP URI を生成する方法を指定し、[次へ] をクリックします。 既定では、ユーザーの電子メール アドレスを使用します。

  8. [有効化処理の状態] ページに処理の結果が表示され、必要であれば XML ファイルにアカウント情報をエクスポートすることもできます。 処理が正常に完了したことを確認し、[完了] をクリックしてセットアップを完了します。