DiagramLauncher コントロール

最終更新日: 2010年10月13日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Visio 2010 がクライアント コンピューターにインストールされている場合、この ActiveX コントロールによって、Microsoft SharePoint Foundation ユーザーはリストから Microsoft Visio 2010 の図面を作成できます。

コメント

このコントロールは DGRMLNCH.dll に定義されています。これは、Visio 2010 のインストール時にクライアント コンピューターの %ProgramFiles%\Microsoft Office\Office14\ ディレクトリにインストールされるダイナミック リンク ライブラリ (DLL) です。

このコントロールをインスタンス化するには、ECMAScript (JavaScript、JScript) で次の関数を使用します。

var obj = new ActiveXObject('DiagramLaunch.DiagramLauncher');

Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) で、次のコードを使用してコントロールをインスタンス化します。

Set obj = CreateObject('DiagramLaunch.DiagramLauncher')

どちらの場合も、引数はコントロールの ProgId (DiagramLaunch.DiagramLauncher) です。ProgId の詳細については、「<ProgId> Key (英語)」を参照してください。

SharePoint Foundation では、リストを含むページ上にある [リスト ツール] リボンの [Visio 図面の作成] をユーザーがクリックすると、OWS.js 内の ExportDiagram 関数が呼び出されます。この関数はコントロールを作成し、そのコントロールを使用して図面をエクスポートします。

リストから図面を作成するためのカスタム コントロールを作成できます。ただし、そのカスタム コントロールは、このリファレンスで説明するものと同じ ProgID (DiagramLaunch.DiagramLauncher) を持ち、同じメソッド名またはプロパティ名を使用し、同じ機能を提供する必要があります。