WCF エンドポイントに基づく外部コンテンツ タイプを作成する
最終更新日: 2010年4月16日
適用対象: SharePoint Server 2010
Microsoft SharePoint Designer 2010 の外部のコンテンツ タイプ デザイナーでは、Windows Communication Foundation (WCF) サービスに接続する外部コンテンツ タイプを作成できます。単に、WCF サービスを探し、必要な操作を実行するバインドとコントラクトにポイントするだけで、そのサービスを使用して外部コンテンツ タイプを作成できます。コードまたは XML の記述はありません。WCF サービスに接続する外部コンテンツ タイプの作成手順は、Web サービスに接続する外部コンテンツ タイプと似ています。SDK で提供されている「コード サンプル: AdventureWorks2008 WCF サービス」は、「コード サンプル: AdventureWorks2008 ASP.NET Web サービス」とよく似ています。
前提条件
Microsoft SharePoint Server 2010 を実行中のサーバーにインストールされた Microsoft SQL Server 2008。
クライアント コンピューターにインストールされた Microsoft SharePoint Designer 2010 および Microsoft .NET Framework 3.5。
この SDK に付属し、Web サーバーに展開された コード サンプル: AdventureWorks2008 WCF サービス。
WCF サービスに基づいて外部コンテンツ タイプを作成する
WCF サービスに基づいて外部コンテンツ タイプを作成するには
SharePoint Designer を開き、「[方法] Web サービスに基づく外部コンテンツ タイプを作成する」に記載された手順に従って、外部コンテンツ タイプを作成します。手順「外部システムへの接続を追加するには」を除いて、残りの手順はまったく同じです。SDK で提供されているサンプル WCF サービスに接続を追加するには、以下の手順を実行します。
接続されたシステムの横にある [ここをクリックして、外部データソースの検出と操作の定義を行います。] をクリックします。
[接続の追加] ダイアログ ボックスで、[WCF サービス] をクリックします。次に、[WCF 接続] ダイアログ ボックスで、以下の手順を実行します。
[サービス メタデータの URL] で、MetadataExchange コントラクトを使用して公開するエンドポイントの URL、WCF サービスの WSDL の場所、または WSDL および XSD スキーマ ファイルがダウンロードされて格納されているネットワーク場所の URL のいずれかを入力できます。この例では、WSDL の URL を入力します。
[接続モード] フィールドでは、エンドポイントをどのように公開するかによって、[WSDL] または [Metadata Exchange] を選択できます。この例では、WSDL を選択します。
[サービス エンドポイントの URL] フィールドに、サービス エンドポイントの URL を入力し、[OK] をクリックして、他の既定設定を受け入れます。
次に、「[方法] Web サービスに基づく外部コンテンツ タイプを作成する」に記載された手順に従って、操作を定義し、外部コンテンツ タイプを作成します。