コード スニペット: クライアントで RemoteSharedFileBackedMetadataCatalog を取得する

最終更新日: 2010年5月5日

適用対象: SharePoint Server 2010

この記事の内容
説明
前提条件
この例を使用するには

説明

以下のコード例は、クライアント上で Business Data Connectivity (BDC) service ランタイム オブジェクト モデルを使用することにより RemoteSharedFileBackedMetadataCatalog オブジェクトを取得する方法について説明します。

前提条件

  • Microsoft Office 2010 と Microsoft .NET Framework 3.5 がクライアント コンピューターにインストールされている

  • Microsoft Visual Studio がクライアント コンピューターにインストールされている

  • Microsoft Business Connectivity Services (BCS) クライアント キャッシュに展開された、少なくとも 1 つのソリューション

この例を使用するには

  1. クライアント コンピューターで Visual Studio を開始し、次に新しい C# Microsoft Office アプリケーション アドイン プロジェクトを作成します。プロジェクトを作成するときに、[.NET Framework 3.5] を選択します。

  2. [表示] メニューから、[プロパティ ページ] を選択してプロジェクト プロパティを表示します。

  3. [ビルド] タブから、[プラットフォーム ターゲット] で、[Any CPU] を選択します。

  4. プロジェクト プロパティ ウィンドウを閉じます。

  5. [ソリューション エクスプローラー] の [参照設定] で、[System] と [System.Core] を除いて、すべてのプロジェクト参照を削除します。

  6. プロジェクトに以下の参照を追加します。

    1. Microsoft.Office.BusinessApplications.Runtime

    2. Microsoft.BusinessData

  7. 以下のステートメントで既存の using ステートメントを置換します。

    using System;
    using Microsoft.BusinessData.MetadataModel;
    using Microsoft.Office.BusinessData.MetadataModel;
    using System.Windows.Forms;
    
  8. この手順の最後に示すコードで、アドインの起動イベントのコードを置換します。

  9. プロジェクトを保存します。

  10. プロジェクトをコンパイルして、実行します。

RemoteSharedFileBackedMetadataCatalog RemoteCatalog = new RemoteSharedFileBackedMetadataCatalog();
foreach (IEntity entity in RemoteCatalog.GetEntities("*"))
{
    MessageBox.Show(entity.Name);
}

関連項目

参照

RemoteSharedFileBackedMetadataCatalog

GetEntities(String)

IEntity