サンプル: コンテンツ タイプに基づくメタデータ
最終更新日: 2011年4月20日
適用対象: SharePoint Server 2010
Microsoft SharePoint Server 2010 には、列、リスト、フォルダーに基づくメタデータの既定値が含まれます。ただし、特定のコンテンツ タイプに基づいてメタデータを適用する場合があります。たとえば、コンテンツ タイプを順に並べてグループ化するビューがある場合、コンテンツ タイプによってメタデータを適用します。
このコード サンプルでは、いくつかのコンテンツ タイプと [グループ化] 列がハードコーディングされています。すべてのコンテンツ タイプに [グループ化] 列が含まれますが、この列は、ユーザーが編集できないように、非表示に設定する必要があります。新しいアイテムがアップロードまたは編集されると、[グループ化] 列は適切な値に設定されます。
指定したコンテンツ タイプのアイテムがアップロードされると、特定の列が更新されます。ビュー内の [グループ化] 列を使用して、アイテムをグループ化できます。指定したアイテムのコンテンツ タイプに基づいてメタデータを適用する必要がある場合もあります。
サンプルのビルドと実行
開発サイトあるいはテスト サイトで、このプロジェクトをテストします。
サンプルのビルド
Microsoft.SDK.Server.Samples という名前のフォルダーを作成します。次に、C:\Program Files\Microsoft SDKs\SharePoint 2010\Samples フォルダーにある ContentTypeBasedMetadata.zip ファイルを検索し、サンプル コードをフォルダーに解凍します。
Microsoft Visual Studio 2010 で、手順 1. で作成したフォルダーにある ContentTypeBasedMetadata.sln ファイルを開きます。
[プロパティ] ウィンドウで、開発またはテスト サイトの絶対アドレスのサイト URL 値を指定します (http:///mysite/ など)。末尾のスラッシュを必ず含めます。
存在しない場合は、プロジェクトに以下のアセンブリへの参照を追加します。
- Microsoft.SharePoint.dll
[ビルド] メニューの [ソリューションの展開] をクリックします。ビルドが完了すると、ソリューションが開発またはテスト サイトにインストールされます。
サンプルの実行
指定したコンテンツ タイプのアイテムがアップロードされると、イベント レシーバーが起動され、[グループ化] 列のデータが更新されます。