OpenDocuments コントロール

最終更新日: 2010年10月20日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

Microsoft SharePoint Foundation 2010 のユーザーが、指定したテンプレートに基づいてドキュメントを作成、または関連付けられているアプリケーションでドキュメントを編集することを可能にする、ActiveX コントロールです。

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このコントロールは OWSSUPP.dll ファイルに定義されています。このファイルは、Microsoft Office のセットアップ時にクライアント コンピューターの %ProgramFiles%\Microsoft Office\Office14\ ディレクトリにインストールされるダイナミックリンク ライブラリ (DLL) です。

このコントロールをインスタンス化するには、ECMAScript (JavaScript、JScript) で次の関数を使用します。

var obj = new ActiveXObject('SharePoint.OpenDocuments.3');

Microsoft Visual Basic Scripting Edition (VBScript) で、次のコードを使用してコントロールをインスタンス化します。

Set obj = CreateObject('SharePoint.OpenDocuments.3')

どちらの場合も、引数はコントロールのプログラム識別子 (ProgID) (SharePoint.OpenDocuments.3) です。ProgId の詳細については、「<ProgID> Key (英語)」を参照してください。

SharePoint Foundation で、ドキュメント ライブラリのビューを含むページが開かれたとき、OWS.js ファイル内のコードが Microsoft Office がインストールされているかどうか判定し、インストールされている場合は、コントロールをインスタンス化します。

注意

ページ上のスクリプトによってアプリケーションのバージョンが Microsoft Office 2003 であると判定された場合、バージョン番号として 2 が使用されます。ページ上のスクリプトによってアプリケーションのバージョンが Microsoft Office 2003 以前であると判定された場合、バージョン番号として 1 が使用されます。

OWS.JS ファイルは、SharePoint Foundation 2010 展開の各フロントエンド Web サーバーの %ProgramFiles%\Common Files\Microsoft Shared\web server extensions\14\TEMPLATE\LAYOUTS\1033 ディレクトリに配置されています。

リスト ビューのツール バーにある [新しいドキュメント] をクリックしたとき、あるいはショートカット メニューまたは Windows Internet Explorer のツール バーの [Application_Name で編集] をクリックしたとき、OpenDocuments コントロールのメソッドが呼び出されてドキュメントを処理します。