カスタム アクション
最終更新日: 2010年4月2日
適用対象: SharePoint Foundation 2010
カスタム アクションは、ユーザーが表示できる Server リボン、メニュー、またはリンクのカスタマイズを表します。カスタム アクションは、リストの種類、コンテンツ タイプ、ファイルの種類、またはプログラム識別子 (ProfID) にバインドできます。
適用範囲 :
ファーム : はい
Web アプリケーション : はい
サイト コレクション : はい
Web サイト : はい
ユーザー インターフェイスのカスタム アクションを定義する
ユーザー インターフェイスは、カスタム アクションを使用して複数の場所で変更できます。これには、SharePoint Foundation 内の Server リボンおよびその他のメニューが含まれます。
サーバー リボン用のカスタム アクション
CustomAction 要素を使用してコントロールをリボンに追加する場合、テキスト ボックス、ドロップダウンなどのコントロールがサポートされます。ただし、リボン内ではユーザー コントロールおよび Web パーツはサポートされていません。リボンの詳細については、「SharePoint Foundation のサーバー リボン」を参照してください。
他のメニュー用のカスタム アクション
特定のメニューにカスタム アクションを定義するには、場所を適切な SharePoint Foundation 名前空間に設定し、SharePoint Foundation が特定の場所を識別するための ID を使用することでメニューを指定する必要があります。
たとえば、カスタム アクションを [サイトの設定] ページに追加するには、CustomAction 要素の Location 属性に Microsoft.SharePoint.SiteSettings を設定し、GroupId 属性を使用して、ページ内の特定の領域を指定します。
SharePoint Foundation のインストールで使用される既定のカスタム アクションの ID と場所の一覧については、「カスタム アクションの既定の場所および ID」を参照してください。
カスタム アクション用の URL トークン
SharePoint Foundation では、相対 URL の最初に以下のトークンを使用できます。
~site - Web サイト (SPWeb) の相対リンク。
~sitecollection - サイト コレクション (SPSite) の相対リンク。
さらに、URL 内で以下のトークンを使用できます。
{ItemId} - リスト内のアイテムを表す整数の ID。
{ItemUrl} - 作用対象のアイテムの URL。ライブラリ内のドキュメントにのみ機能します。
{ListId} - リストを表す GUID。
{SiteUrl} - Web サイトの URL (SPWeb)。
{RecurrenceId} - 再帰インデックス。このトークンは、リスト アイテムのコンテキスト メニューでの使用がサポートされていません。
関連項目
概念
[方法] カスタム アクションを使用してユーザー インターフェイスを変更する