SetList 要素 (ビュー)

最終更新日: 2015年3月9日

適用対象: SharePoint Foundation 2010

この記事の内容
属性
子要素
親要素
出現回数

以降の処理対象として扱う "現在の" リストを指定します。

<SetList
  Name = "Text"
  PreserveContext = "TRUE" | "FALSE"
  Scope = "Request">
</SetList>

属性

属性

説明

Name

必須の Text。リストの名前を指定します。

PreserveContext

オプションの Boolean。FALSE であれば、SetList 要素により現在のリストを設定する時点で、当該リスト アイテムをフォームに表示するために必要なデータを、データベースに問い合わせるようになります。ビューとフォームが同じページ上にある場合に有用です。既定値は TRUE です。

Scope

値を Request とすると、ページ全体からこのリストにアクセスできるようになります。

子要素

なし

親要素

Method

出現回数

最小 : 0

最大 : 1

コメント

SetList 要素を使うためには、空白や変数を含まない内部名が必要です。

SetList 要素には、値を属性値として指定する形式と、要素の内容として記述する形式があるので、たとえば <SetList>Announcements</SetList> と <SetList Name="Announcements"/> は同じ意味になります。

SetList 要素は多くの場合、Method 要素の子として、要求をバッチ処理する記述に使われます。

データベースの Lists テーブルから、現在のリストに一致するリストの、Title フィールドの値を検索する例を示します。それまで現在のリストであったものを一時的に変数 Old に退避しておき、検索後に元に戻しています。

<SetVar Scope="Request" Name="Old">
   <List/>
</SetVar>
<SetList>
   <GetVar Name="Lookup"/>
</SetList>
<IfEqual>
   <Expr1>
      <List/>
   </Expr1>
   <Expr2>
      <GetVar Name="Lookup"/>
   </Expr2>
   <Then>
      <ListProperty HTMLEncode="TRUE" Select="Title"/>
   </Then>
</IfEqual>
<SetList><GetVar Name="Old"/></SetList>

関連項目

参照

List 要素 (リスト)