データ接続を操作する

最終更新日: 2010年3月31日

適用対象: SharePoint Server 2010

データ接続ライブラリ (DCL) は Microsoft SharePoint Server 2010 のドキュメント ライブラリの 1 つの種類であり、これを使用することで、Microsoft InfoPath 2010 などのアプリケーションや、Excel Services などのテクノロジは、外部ファイルを使用してデータ接続の設定を指定できます。この方法にはいくつかの利点があります。

  • 再構成 : データベース サーバーの場所などのデータ接続の設定を、それを使用するソリューションから独立して変更できます。

  • 別の環境への展開: テスト サーバーと実稼働サーバーでデータ アクセスに異なる場所を指定でき、フォーム テンプレートは、そのサーバーに発行されるときに、サーバー固有の場所を自動的に使用します。

  • 認証: Office シングル サインオンを使用することで、サーバー管理者は、ブラウザーに対するフォームを処理するときに、サーバーが代わりの認証資格情報を使用するように指定できます。

  • ドメイン間セキュリティ: データ接続ライブラリ (DCL) は、データ接続に対する "セーフ リスト" として機能します。完全な信頼で発行されないフォームの場合は、DCL を使用して指定された接続だけが、ファームの外部からデータを取得できます。

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