トランスポート ログの管理

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2006-11-29

ここでは、このセクションの関連トピックの情報とリンクについて説明します。このセクションのトピックでは、Microsoft Exchange Server 2007 を実行していて、ハブ トランスポート サーバーの役割またはエッジ トランスポート サーバーの役割がインストールされているコンピュータ上で使用できるトランスポート ログについて紹介します。トランスポート ログの情報を使用してメール フローの分析とトラブルシューティングを行うことができます。

トランスポート ログ

ハブ トランスポート サーバーまたはエッジ トランスポート サーバーで使用できるトランスポート ログの一覧を次に示します。

  • 接続ログ   接続ログは、送信先メールボックス サーバー、スマート ホスト、またはドメインへの送信メッセージ配信キューに関する SMTP (簡易メール転送プロトコル) 接続アクティビティの記録です。接続ログは、ハブ トランスポート サーバーおよびエッジ トランスポート サーバーで使用できます。既定では、接続ログは無効になっています。
    詳細については、「接続ログの管理」を参照してください。
  • プロトコル ログ   プロトコル ログは、メッセージ配信の一部であるメッセージング サーバー間の SMTP アクティビティの記録です。この SMTP アクティビティは、ハブ トランスポート サーバーおよびエッジ トランスポート サーバー上で構成される送信コネクタと受信コネクタで発生します。既定では、プロトコル ログは無効になっています。
    詳細については、「プロトコル ログの管理」を参照してください。
  • メッセージ追跡ログ   メッセージ追跡ログは、Exchange を実行するコンピュータ間でメッセージが転送されるときのすべてのメッセージ アクティビティに関する詳細なログです。メッセージ追跡は、ハブ トランスポート サーバー、エッジ トランスポート サーバー、およびメールボックス サーバーで使用できます。既定では、メッセージ追跡は有効になっています。
    詳細については、「メッセージ追跡の管理」を参照してください。
  • エージェント ログ   エージェント ログは、Exchange 2007 のスパム対策エージェントおよびウイルス対策エージェントによりメッセージに対して実行される処理の記録です。通常、これらのエージェントはエッジ トランスポート サーバーで使用できます。また、場合によって、ハブ トランスポート サーバー上でも使用できます。既定では、エージェント ログは有効になっています。
    詳細については、「エージェント ログの管理」を参照してください。
  • ルーティング テーブル ログ   ルーティング テーブル ログは、メッセージを配信するためにハブ トランスポート サーバーとエッジ トランスポート サーバーで使用されるルーティング テーブルのスナップショットの定期的な記録です。既定では、ルーティング テーブル ログ出力は有効になっています。
    詳細については、「ルーティング テーブル ログ出力の管理」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。