ユニファイド メッセージング サーバーのトポロジの概要
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2009-04-20
Microsoft Exchange Server 2007 では、サーバー タスクをサーバーの複数の役割間で分散するサーバー アーキテクチャをサポートしています。この種類のアーキテクチャの場合、ユニファイド メッセージング サーバーの役割がインストールされている、Exchange Server 2007 を実行しているコンピュータは、着信呼び出しを受け付けます。次に、このユニファイド メッセージング サーバーは、処理のために適切なサーバーにメッセージをルーティングします。ルーティング先のサーバーは、クライアント アクセス サーバー、メールボックス サーバー、またはハブ トランスポート サーバーの場合があります。ハブ トランスポート サーバーの役割がインストールされているサーバーは、以前はブリッジヘッド サーバーと呼ばれていました。
ここでは、一般的なネットワークにある Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング サーバーと組織内のテレフォニー コンポーネントの関係について説明します。
1 台の PBX を含むユニファイド メッセージング トポロジ
図 1 は、1 台の構内交換機 (PBX) を含む Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング トポロジを示しています。
複数の PBX を含むユニファイド メッセージング トポロジ
図 2 は、複数の PBX を含む Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング トポロジを示しています。
図 3 は、複数の PBX を含む Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング トポロジの集中管理システムを示しています。この構成では、すべてのユニファイド メッセージング サーバーを 1 つの場所に配置できます。各支社に IP ゲートウェイを展開し、各支社のレガシ ボイス メッセージング システムを置き換えます。IP ゲートウェイは PBX の近く配置されているので、メキシコシティとオースティンの両サイトからハブ トランスポート サーバー、クライアント アクセス サーバー、およびメールボックス サーバーを削除できます。
注 : |
---|
ゲートウェイと UM サーバー間のラウンドトリップ時間は、1 秒を超えないようにしてください。 |
詳細情報
- ユニファイド メッセージングの詳細については、「ユニファイド メッセージング」を参照してください。
- ユニファイド メッセージングの概念の詳細については、「ユニファイド メッセージング コンポーネントの概要」を参照してください。
- テレフォニーの概念の詳細については、「テレフォニーの概念とコンポーネントの概要」を参照してください。
- Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングを展開する方法の詳細については、「インストール後の作業」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。