ユニファイド メッセージング Active Directory オブジェクトの概要
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-08-29
Microsoft Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング (UM) の展開と運用のためには、Active Directory オブジェクトが必要です。Active Directory UM オブジェクトは、テレフォニー インフラストラクチャと Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージング Active Directory 環境を接続します。
UM Active Directory オブジェクト
UM Active Directory オブジェクトによって、Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングを Active Directory ディレクトリ サービスと既存のテレフォニー インフラストラクチャに統合することができます。Active Directory は、作成されるすべての UM オブジェクトとその構成設定のためのコンテナとして機能します。Exchange Server 2007 内の各 UM オブジェクトは、Active Directory 環境でユニファイド メッセージングをサポートするために必要です。UM Active Directory オブジェクトには、テレフォニーのハードウェア デバイスを論理的に表すために作成されるものもあれば、組織のテレフォニー ダイヤル プランを表したり、Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングの特定の機能をサポートするために作成されるものもあります。次の図は、Active Directory 内に存在するユニファイド メッセージング オブジェクト間の関係を示しています。
UM Active Directory オブジェクトと、Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングで使用可能な機能の間には、密接に統合され、相互に接続された関係があります。組織で Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングを適切に計画して展開するためには、各 UM オブジェクト間の論理的な関係について十分に理解する必要があります。
UM Active Directory オブジェクトの詳細については、以下のトピックを参照してください。
- ユニファイド メッセージング ダイヤル プランについて
- ユニファイド メッセージング メールボックス ポリシーについて
- ユニファイド メッセージング IP ゲートウェイについて
- ユニファイド メッセージング ハント グループについて
- ユニファイド メッセージング自動応答について
- ユニファイド メッセージング サーバーについて
- ユニファイド メッセージング ユーザーについて
詳細情報
- ユニファイド メッセージング Active Directory オブジェクトを管理する方法の詳細については、「ユニファイド メッセージング オブジェクトの管理」を参照してください。
- Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングの詳細については、「ユニファイド メッセージング」を参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。