ユーザーおよびグループのアクセス許可を変更する方法

 

適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007

トピックの最終更新日: 2006-12-20

ここでは、Exchange 管理コンソールおよび Exchange 管理シェルを使用して、既存のユーザーまたはグループのアクセス許可を追加または変更する方法について説明します。たとえば、既に Exchange View-Only のアクセス許可を持つ管理者に対して、Exchange Organization のアクセス許可を追加することができます。

開始する前に

この手順を実行するには、使用するアカウントに次の役割が委任されている必要があります。

  • Exchange 組織管理者の役割

アクセス許可、役割の委任、および Exchange Server 2007 の管理に必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。

手順

Exchange 管理コンソールを使用してユーザーおよびグループのアクセス許可を変更するには、次の操作を行います。

  1. Exchange 管理コンソールを起動します。

  2. コンソール ツリーで、[組織の構成] をクリックします。

  3. 結果ウィンドウの [Exchange 管理者] タブに、ユーザー、管理者の役割、および Microsoft Exchange Server 2007 に対する管理者のアクセス許可の範囲が表示されます。

  4. 操作ウィンドウで、[Exchange 管理者の追加] をクリックします。Exchange 管理者の追加ウィザードが表示されます。

  5. [Exchange 管理者の追加] ページの [参照] をクリックして、アクセス許可を変更するユーザーまたはグループを選択します。

  6. [この Exchange 管理者の役割とスコープを選択します] で、目的の Exchange 管理者の役割を選択します。[Exchange サーバー管理者] の役割を選択する場合は、ユーザーまたはグループがアクセスできる適切な Exchange サーバーを選択してください。

  7. [追加] をクリックします。

  8. [完了] ページで、[終了] をクリックします。

Exchange 管理シェルを使用してユーザーおよびグループのアクセス許可を変更するには、次の操作を行います。

  • 次のコマンドを実行します。

    Add-ExchangeAdministrator -Role OrgAdmin -Identity Contoso\Ted
    

構文およびパラメータの詳細については、関連トピック「Add-ExchangeAdministrator」を参照してください。

詳細情報

管理者の役割にユーザーまたはグループを追加する方法の詳細については、「管理者の役割にユーザーまたはグループを追加する方法」を参照してください。

管理者の役割からユーザーまたはグループを削除する方法の詳細については、「管理者の役割からユーザーまたはグループを削除する方法」を参照してください。

参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。