案内応答の最大時間を変更する方法
適用先: Exchange Server 2007 SP3, Exchange Server 2007 SP2, Exchange Server 2007 SP1, Exchange Server 2007
トピックの最終更新日: 2007-08-17
ここでは、Exchange 管理コンソールおよび Exchange 管理シェルを使用して、UM メールボックス ポリシーに関連付けられた Microsoft Exchange Server 2007 ユニファイド メッセージングが有効なユーザーの案内応答の最大時間を変更する方法について説明します。
案内応答の最大時間の設定を使用して、UM メールボックス ポリシーに関連付けられたユーザーがボイス メールの案内応答を記録するときに使用できる最大分数を入力することができます。この設定は、標準のボイス メールおよび不在時のボイス メールの両方の案内応答に適用されます。既定では、案内応答の最大時間は 5 分に設定されています。ただし、最大案内時間は 1 ~ 10 分の任意の設定で構成することができます。
開始する前に
以下の手順を実行するには、使用するアカウントに Exchange 組織管理者の役割が委任されている必要があります。
アクセス許可、役割の委任、および Exchange 2007 を管理するために必要な権限の詳細については、「アクセス許可に関する考慮事項」を参照してください。
また、これらの手順を実行する前に、次のことを確認してください。
- UM ダイヤル プランが作成されている。
- UM メールボックス ポリシーが作成されている。
手順
Exchange 管理コンソールを使用して案内応答の最大時間を変更するには、次の操作を行います。
Exchange 管理コンソールのコンソール ツリーで、[組織の構成] ノードを展開し、[ユニファイド メッセージング] ノードをクリックします。
[UM メールボックス ポリシー] タブで、管理する UM メールボックス ポリシーを選択し、操作ウィンドウで [プロパティ] をクリックします。
UM メールボックス ポリシーのプロパティ ページで [全般] タブをクリックし、[案内応答の最大時間 (分)] に、UM ユーザーの案内応答の最大時間を分単位で入力します。
[OK] をクリックし、この変更を保存します。
Exchange 管理シェルを使用して案内応答の最大時間を変更するには、次の操作を行います。
次のコマンドを実行します。
Set-UMMailboxPolicy -identity MyUMMailboxPolicy MaxGreetingDuration 3
構文およびパラメータの詳細については、「Set-UMMailboxPolicy」を参照してください。
詳細情報
UM メールボックス ポリシーの詳細については、以下のトピックを参照してください。
参照している情報が最新であることを確認したり、他の Exchange Server 2007 ドキュメントを見つけたりするには、Exchange Server TechCenter を参照してください。